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2005年10月22日土曜日

W-ZERO3について

ザウルス派からすると、せっかくシャープが参入するのに何故SL-C1000等のいわゆるリナザウではないのかと一瞬考えますよね。私もそう思いました。でも携帯キャリアや家電メーカーからするとザウルスのような生のLinuxというのはあまりにオープンすぎるのでしょうね。何せ、ユーザー自身の手でいろいろ改造できてしまいますから。

リナザウなんてカーネルすら入れ替え可能ですし。セキュリティーの為とはいえ、Javaのアドレスへのアクセスすら禁止するような携帯電話にそこまでの自由を与えてしまったらキャリアがコントロールできないし、家電メーカーもサポートできませんから。

それに、今回のウィルコムを見てわかる通り、他の携帯キャリアと比べて遅れている自前コンテンツ充実を図る上でソフトウェアの統一性も保たなくてはいけませんしね。この点はJavaに限れば何とか出来ないこともなさそうですが。私的にはこの手の囲い込みはあまりしないで欲しいのですが(笑)。

でも、お金を払って買うコンテンツなので、あっちで動いたのにこっちで動かないってんじゃ商売になりませんからね。その点から言ってもカーネルレベルでユーザーが好きにやれてしまうLinuxと少なくともOS部分はマイクロソフトしか弄れないWindows Mobileとじゃ信頼度が違うのでしょう。まぁ携帯キャリアとしては至極当然の事なんですが。

冷静に考えるとメモ帳的に使うPDAと通話につかう音声端末は別々の方が利点が多いと思います。相手との話中にメモを見ながら話すって事が一体型ではできませんし、バッテリーも持ちません。所謂、PDA的に使うならば、PalmやBlackBerryといった軽量PDAと音声端末の組み合わせの方が向いていると思います。もしくはザウルスやモバイルノートパソコンと音声端末の組み合わせ。

何もかも一つでやろうとすると、結局は中途半端な事しかできなくなりますから。まして電子機器はバッテリーが切れたら終わりですし、音声端末として見た場合、通話品質が悪くなるW-SIMでは不利なだけですから。
一つ利点を挙げるとすれば、料金体系が端末内データ通信とみなされている事ですかね。しかし、これもBitwarpやKwinsという強力なライバルがいますし。

ちょっと辛口になりましたけど、モバイル系に強いシャープが参入してきた事は素直に喜ばしい事ですね。それにマイクロソフトも。携帯キャリアが採用しているOSならば、制御されるのは仕方ない事だし、他のOSに比べたら天と地程の自由度の差がありますから。何て言ったってマイクロソフトですよ。海外のソフト開発者もたくさんいますしね。WX310シリーズと比べたら天国みたいなものですよ。

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