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2006年1月15日日曜日

PHSとWiMAX #01

何かと話題のWiMAXですけど、日本でもYOZANがサービスを始めたりKDDIやソフトバンクが携帯電話網との連携を研究したりしてますよね。更にインテルも普及に努めていたりと世界的に見ても普及しそうな勢いです。最近ウィルコムも次世代PHSの開発を表明しましたが、正直どうなのかなって気がしています。確かに現行のPHS規格は携帯電話の高速通信規格に比べたら圧倒的に遅くて相手になりませんが移動体通話として考えればまだまだ通用できると思います。

次世代PHSが現行のPHSとどの程度互換性があり、現行の設備を流用できるのか分かりませんがシームレスに移行できないのであれば無理に新規格を導入するより、WiMAXのような世界標準の技術と現行PHSのコラボレーションに力を注ぐ方が現実的なのではないかと思います。それは何故か? 第一にはコストです。次世代PHSがいかに優れた規格だとしてもウィルコム一社にしか採用されないのであればアンテナや基地局等の単価も割高になるでしょうし何と言っても端末の値段がかなり高価になる可能性があります。

第二に技術的な面です。これも上と被るのですが次世代PHSがウィルコム一社の開発だとします。それに引き換え携帯電話やWiMAX等は世界中の名だたる企業が優秀な技術者を数千人という規模で投入して研究開発していく訳です。確かに現行のPHSも現在ではウィルコム一社の開発みたいなものですけど最初は違ったはずです。それに開発からずいぶん経つ規格ですし。これから開発して行くのにウィルコムだけでは心許ない気がします。

第三に導入の意義です。次世代PHSが現行のPHSに対してアドバンテージがあるとすれば、やはり高速通信でしょう。確かに現行のPHSでは通信速度があまりに遅すぎますからね。ただ私がこれまでに何度も述べているように果たして全国民が持つような移動体端末に高速通信が必要なのかという疑問があります。確かに同じ価格なら低速より高速の方が嬉しいのですが高速になるかわりに高価格になり消費電力も多くなるなら躊躇します。

それよりも安価で通話定額、その上消費電力も少なく人体への影響も少ないという長所を維持すべきです。繰り返しになりますが、通信速度には上限はないが通話品質には上限があるという事を考えて欲しいのです。通話用途なら現行のPHSでも互角に渡り合えますからね。後は一層の低価格化と通話エリアの拡大、品質の向上あたりに専念すれば良い訳ですし。とは言っても、みすみす他社の躍進を見過ごす訳にもいきません。そこでウィルコムにやってもらいたい事はWiMAXとの連携です。長くなったので一度終わります。

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