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2006年3月5日日曜日

W-SIM戦略

PHS MoU Group総会でウィルコムがW-SIMについて発言したみたいなので私的な感想を。前々から述べているようにW-SIM路線は微妙だと考えています。長くなるので割愛しますがW-SIMは大仰だと考えているからです。今回の記事を読むと中国でもW-SIMを採用して欲しいみたいですが現状のPIMカード方式の方が安価な音声端末には向いていると思います。多額のインセンティブの上に成り立っている日本とは異なり、海外ではいかに製造コストを下げられるかに端末メーカーの生き残りがかかっています。

例えばPhilips Electronicsは製造コストが5ドルを切る「Nexperia Cellular System Solution 5130」というシステムを計画しているそうです。長期的には2008年までに携帯電話のコストを15ドル以下にすることが目標だそうです。またMotorolaは開発途上国の顧客向けに40ドルを切る携帯電話「Emerging Market Handset」を提供する計画があるそうです。確かに全契約にW-SIMが活用されれば量産効果も上がりコストは下がるのでしょうが明らかに差がありすぎます。

まして、これからPHSを売り込んでいこうとしている国っていうのは大半が低所得な国々な訳なのですから……。それに既存チップの1チップ化が進んでいくでしょうし。例えばウィルコムでも採用されているSH-MobileもW-CDMAとGSM/GPRS方式に対応したワンチップLSI「SH-Mobile G1」なんかを開発している訳ですし。音声端末タイプならばスロットで抜き差ししなくてもチップ直付けの安価なチップで用済みな訳ですし。

素人の意見ですが、世界規模でのPHSの役割は高速通信ではなく携帯電話より安価で、そこそこ使える音声端末って事なのではないでしょうか? そういった点からみればUTStarcomが提案しているターボPHSも納得できる提案だと思います。

#外部リンク
ウィルコム、PHS MoU総会でW-SIMの魅力を世界にアピール
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/28051.html

PHS MoU Group、世界のPHSを語る
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/28049.html

ITmedia +D モバイル:ウィルコム、W-SIMの今後を語る
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0603/03/news116.html

ITmedia +D モバイル:次世代PHSの世界普及を目指して──PHS MoU総会開催
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0603/02/news005.html

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: ジャケットフォン構想お披露目
http://blog.minawa.net/2005/07/blog-post_08.html

BLOG.MINAWA.NET: PHSエンジン
http://blog.minawa.net/2005/07/phs.html

BLOG.MINAWA.NET: A1405PTをみておもふ
http://blog.minawa.net/2005/10/a1405pt.html

BLOG.MINAWA.NET: W-SIM発表か?
http://blog.minawa.net/2005/10/w-sim.html

BLOG.MINAWA.NET: W-SIMのインセンティブ #01
http://blog.minawa.net/2005/10/w-sim_21.html

BLOG.MINAWA.NET: W-SIMのインセンティブ #02
http://blog.minawa.net/2005/11/w-sim-0.html

BLOG.MINAWA.NET: ウィルコムの新サービス発表
http://blog.minawa.net/2005/11/blog-post_24.html

BLOG.MINAWA.NET: 20ドル携帯?
http://blog.minawa.net/2005/12/20.html

BLOG.MINAWA.NET: W-SIMについて
http://blog.minawa.net/2005/12/w-sim.html

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