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2008年12月16日火曜日

PandoraとAngstrom

何かと噂されていたPandoraのビデオですが、ようやく公開されたようです。気になっていたWM(ウィンドウマネージャー)でしたが、何とEnlightenment DR17でした。あれっ? 何でMatchboxじゃないの? って思われた方もいるかもしれません。私も少し拍子抜けした気持ち。でも、ある程度は予測できた事態ではありました。

結論から言ってしまうと今回のビデオのWMであるEnlightenment DR17は、製品版のPandoraでは使用されないです(多分)。簡単に言ってしまえば、客寄せパンダみたいなものです。案の定、本家エンガジェット辺りだとかなり好評みたいですし。でも実際は使わないみたいな。おそらくですが、このEnlightenment DR17は、Beagle Board上で使用されているKoen氏のAngstromイメージを多少手直ししたものだと思います。実際にPandoraで使われるデフォルトのWMは、従来通りMatchboxベースのものになると思われます。

まぁさすがに、数あるウィンドウマネージャーの中でも、派手さでは定評のあるEnlightenment DR17ですから、見た目の印象はかなりいいですね。実際、この環境のPandoraでもいいかなぁと思わせるものもあります。更にEnlightenment DR17にはモバイル環境に特化したIllumeというものがあり、実際にOpenMokoなどで使われだしています。ですので、あながち無理な話しでもないのですけどね。更にEFLというライブラリーを使用したアプリケーションにも、目をみはるものがありますし。特にNokiaのN8xxシリーズ向けに作られた、メディアプレイヤー「Canola2」は特筆物だと思います。

ただXFCE4にも言える事なのですが、やはり、Enlightenment DR17もPandoraのような液晶サイズが限られたデバイスで使用するには多少無理があります。まぁ前述のIllumeを使用したものならば、そう違和感はないだろうと思いますが、何分、実績の面でMatchboxと比べてはるかに劣ってしまうのも事実ですし。まして、Pandoraみたいに製品自体が未知数のデバイスの場合、初っ端から不安定だという評判がたってしまうと、死活問題になりかねませんからね。やはり、デフォルトの環境は、地味でも安定性重視な方が安全です。

それに何度も書きますが、Pandoraはファームウェアの書き換えについて、何の制限も掛けていません。ですから、デフォルトの環境が気に入らないと思えば、自分で用意した環境をNANDに書き込んでしまっても問題がないのです。もちろん転んでも泣かないだけの覚悟は必要ですけど。

簡潔に書くつもりが、何かグダグダと長文になってしまいました。何が言いたいかというと、このビデオの環境はデフォルトでは提供されないですという事です。多分ですけどね。ちなみにEnlightenment DR17はド派手で高機能ですが、単なるウィンドウマネージャーですので、このビデオでデモされているアプリケーションについては、製品版のPandoraでも使用可能だと思います。デフォルトで全部インストールされているかはまた別問題ですが。

#YouTube
Pandora MK2 Devboard - First Angström pictures - YouTube
http://youtu.be/oYf-I1UuWhk



#外部リンク
Enlightenment - Beauty at your fingertips
http://www.enlightenment.org/p.php?p=index&l=en

Canola 2 Beta
http://openbossa.indt.org/canola/index.html

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