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2009年4月2日木曜日

Google Chromeが気になる

私は日頃ウィンドウズを使用していないので未だに試せていないのですが、Google Chromeについての興味深い記事があったのでメモしておきます。今まではGoogle印のWebkit派生物かと思っていたのですが、この記事を読むと、いろいろと野心的なプロジェクトなんですね。流石はGoogleといったところでしょうか。

考えてみればウェブブラウザーはGoogleにとっての生命線ですものね。謂わば、商売道具を自ら製作するようなものですし。それなりのこだわりがあるのは当たり前でしょうね。いろいろ気になる点はありますが、オプソ厨である私からすれば一番気になるのは、やはり「Chromium」。まだLinux版は公開されていませんが、この調子で進んでいけば、案外早く正式版がリリースされるかもしれませんね。

記事の中で出てくる「Ball Pool」というデモは興味深い内容でした。正直、普通のWebkit系やFirefoxと比べて何がどう速いのか、解りづらい部分もあったのですが、このデモは明確に違いました。はっきりいって別次元ですね。といっても実際に試したのはLinux版のFirefox3とmidoriだけですけど。まさか同じwebkit系であるmidoriの方が、Firefoxよりも遅いとは思いませんでした。やっぱりChromeのV8って速いんですね。そしてオプソ厨的に重大事項なのは以下の発言です。
プラグインの要らない世界へ
Google Chromeが目指しているのは、より速いWebブラウザなのか? 及川氏は、速さ以外の点も強調する。

「われわれはプラグインをなくしたいと思っています。これはセキュリティの問題にも通じるのですが、せっかくGoogle Chromeで、マルチプロセスでサンドボックス化していても、プラグインがあると、そこがネックになり得ます」

「プラグインをどう動かすかは各ベンダに任されていて、バラバラです。プラグインによっては自身の権限を上げて管理者権限に近い状態で動いたりしています。そうすると、個別のタブをサンドボックス化していても、そこに安定性や脆弱性の問題を抱えてしまいます。Google Chromeではプラグインが停止していれば、それを検知してユーザーに提示するなど、最大限の隔離はしています。それでもプラグインの影響が大きいのです。OSに対する安定性も損なってしまう。できるだけプラグインのない世界を考えていきたいのです」

「プラグインが必要なのは、音声やビデオ、アニメーションなどを利用する場合です。なぜこれらをWebデザイナの方々が使うかというと、マルチプラットフォーム対応が楽だからです。ですが、HTML 5では音声やビデオ、Canvasなどが入り、これまでプラグインが必要だったものが、すべてWebブラウザだけで実現できるようになり、デザイナの負担が下がります」

「別にプラグインを悪くいう気はありません。ただ、例えばPDFのAcrobatがいい例ですが、PDFを開くと、そこでとたんに操作性が違ってしまうのは残念なことです。そこだけ、ページのスクロールの仕方まで違ってしまいます。プラグインを起動してページをロードするのに時間もかかります。単に情報を表示するだけならば、本来、HTMLとCSSで実現できるのが一番利便性が高いのでしょう。ただ、残念なことに、Webの表現力がそこまで高くないために、プラグインを使わなければいけないのも事実です。HTML 5やCSS3といった次世代のWeb標準を推進することで、それを実現していきたいと思います」

「要は適材適所という考えが重要です。たとえば、PDFは、電子署名が必要であるような企業のIR情報では意味があります。また、ドキュメントを配布する場合にも適切なフォーマットだと思います。しかし、単に作り手側が楽だからという理由だけで、PowerPointやWordで書いた文書を、 PDFにしてWebページに載せるようでは、せっかく用意した情報も、ユーザーに見てもらえない可能性があります。Flashでやるべきなら、それでいいでしょう。PDFであるべきなら、それでいいでしょう。ユーザーの視点に立ち、適切なフォーマットであるならば問題ありません。そうでない場合には、作り手側のエゴと言われかねないと思います」

「HTML 5などの標準を推進することにより、作り手側の期待するデザインがWebで容易に実現することができる。そんな世界が数年後に実現できるように、グーグルだけでなく、多くのWeb関係者の方々と努力を重ねていきたいと考えています」
よくぞ言ってくれました。まさに正論。って、まるまるコピーしちゃったけどマズかったかな。ちと長すぎましたね。でも、すごく重要な事を仰っているので引用してしまいました。御免なさい。これってGoogle的にはHTML5のOgg Vorbis/Theoraの採用を歓迎しているって事ですよね? まぁ実際はOggに限定した話ではないのでしょうけど。少なくとも現状でフリーで使える(モダンな)コーデックは他に無い訳ですし。こうなってくると早くLinux/Mac版のChromeが見てみたくなりますね。もちろんFirefox3.1も気になる訳ですが。

#外部リンク
開発者に聞く、Google Chromeが目指すもの - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/200903/30/chrome.html

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