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2009年9月20日日曜日

中秋節

Pandoraのスケジュールも影響を受ける、中国の連休って「中秋節」というらしいです。今年は中秋節に「国慶節」という祝日も重なって、例年よりも長い8連休になったみたいですね。何と建国以来、最長の休みになるそうです。何というタイミング。ちなみに中秋節というのは日本で言うお月見みたいなもので、皆で月餅を食べる風習があるらしいです。その謂れは以下のようなものです。某ウェブサイトから引用。
中秋節に月を拝むといえば、民間にある神話がルーツだ。昔々、空には10の太陽があった。地上は焼けつくように熱く、川は干上がり、農作物や木々が枯れて、人々は暮らせなくなってしまった。

そのとき、弓の名手・ゲイが弓に矢をかけ、9つの太陽をつぎつぎと射落とした。最後に残った太陽は、それを恐れて「早朝にのぼり、夕方に沈む」というゲイの求めを聞き入れた。こうして、気候が順調になり、万物がすくすくと伸びて、人々は平和に暮らせるようになった。その後、ゲイは嫦娥を妻とし、仲むつまじい生活を送った。
どこかで聞いたようなお話ですね。ゲイさん? 歪みねぇな。しかも、弓の名手? おまけに奥さんが嫦娥さん。以下、お話の続き。
不老長寿を望んだゲイはある日、西王母(西方の崑崙山に住むとされる中国の伝説の女神)に不死の薬をもらい、それを嫦娥に保存させた。しかし嫦娥は、8月15日にその薬を飲んで、月にあるという宮殿「広寒宮」へ舞い上がってしまった。猟をして戻ったゲイは、嫦娥が月へ奔ったと聞き、悲嘆にくれて嫦娥を想った。毎年8月15日になると、庭にテーブルを置いて、嫦娥が好きなくだものを供えた。それを見た人々が、ゲイのように供え物をならべて、嫦娥を記念することが慣わしになった——といわれている。
あらら、ゲイさん、蓬莱の薬(違う)飲みたかったのね。でも、狩りをしてる間に、嫦娥さんが代わりに飲んじゃって月に帰ってしまうのか。仕方ないね。何か姫様なのか永琳なのか兄貴なのかよくわからん話ですね(違う)。って小説版に嫦娥さん、一寸出てたな。確か名前だけだけど輝夜姫と同じく蓬莱の薬を飲んじゃって永久に幽閉されているんだっけかな。なるほど。中国版輝夜姫みたいな感じなんですね。おまけに月餅の由来も引用。
北京の月祭りでは、位牌を設ける。香炉に「太陰星君」という文字が印刷された「月光碼」(月神の像を印刷した紙)を挿したり、嫦娥と玉兎(月のウサギ)が薬を搗いているデザインの大きな月餅を立てたりして、月の位牌を表している。玉兎は嫦娥が天に昇るとき、ウサギを抱いて月へ行ったとされるからだ。その玉兎は、神薬山からつんできた薬草を絶えず杵で搗いているという。それが「玉兎搗薬」(月のウサギが薬を搗く)という故事のルーツだ。
なるほど、レイセン(2号)が嫦娥の為に、薬を搗いていたのはこの謂れからだったのですね。なかなか楽しめました。あー小説版、発売しないのかなぁ。

#Amazon


東方儚月抄 ~月のイナバと地上の因幡 (上)
あらた としひら, ZUN
一迅社 ( 2009-08-22 )
ISBN: 9784758080354

#追記
嫦娥で調べてみると、いろいろ興味深い話が出てきますね。以下、東方に関係ありそうなもの。
玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)
月のこと。
「玉兎」は月に住むというウサギ。「銀蟾」は月に住むというヒキガエル。それぞれ転じて月を表す。

白兎赤烏(はくとせきう)
時間のこと。
「白兎」は月にいるというウサギで月を表し、「赤烏」は太陽にいるという三本足のカラスで日を表す。烏兎。

#外部リンク
『人民中国』
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200508/festival.htm

中秋節 中秋? zhōng qiū jié | 中国まるごと百科事典
http://allchinainfo.com/culture/holiday/zhongqiujie

中国/北京の海外ガイド記事「10月1日~国慶節+中秋節の中国は史上初の8日連続長期休暇に」 | 海外旅行情報 エイビーロード
http://www.ab-road.net/asia/china/beijing/guide/03953.html

東方儚月抄 - Wikipedia
東方儚月抄 - Wikipedia

嫦娥 - Wikipedia
嫦娥 - Wikipedia

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