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2010年2月22日月曜日

Takaoフォント

少し遅れた話題ですが「Takaoフォント」というフォントがリリースされました。これはIPAフォントからの派生フォントで、主にバグフィックスに主眼を置いたフォントみたいです。バグフィックスもそうなんですが、もっと大きな理由として、コミュニティ主導でのメンテナンスが可能な点が挙げられると思います。

今回の主な修正点である「一部のアプリケーションで半角幅の文字が全角幅で表示される」等はIPAフォントが新ライセンスで配布された直後に指摘されていた部分なのに、未だにIPAフォント自体のバグフィックスは行われていません。少し調べてみたら、IPAフォント側もこの件は把握していて、春頃にはバグフィックスが行われる予定らしいのですが、バグフィックス以外のプロセスで、どうしても時間が掛かるのが問題点なのかな。悪く言えばお役所仕事ですからね。手続きに時間が掛かってしまうのだと思います。

そういったボトルネックを防ぐ意味合いでも、今回の「Takaoフォント」は大きな意味があると思います。単純なバグなら、コミュニティの力で改善する事が可能になりますし、修正後のリリースも断然速く行えますからね。

そして、このまま行けばUbuntuでの正式な日本語フォントとして採用される見通しらしいので、次回のリリースからは本家のままでも、美しい日本語フォントを使用することが出来る訳です。素晴らしい。しかも、Ubuntuで採用されれば、他のディストリにも少なからず影響があるでしょうし。まだわかりませんが、いずれPandoraでも、このTakaoフォントが採用されるかもしれません。

Linuxでの日本語フォントというか、IPAフォントについては私も何度かブログで書いてきましたが、今回のTakaoフォントの試みが成功すれば、長らく続いてきたLinuxでの日本語フォント問題も一応の解決を見ることが出来ると思います。これは本当に大きな意味合いを持つと思います。金額的なものだけが問題では無いですが、商用レベルのフォントが4つも自由なライセンスで使用可能というのは、数千万、下手したら億レベルの価値がある事だと思います。関係者の皆様のご尽力に感謝致します。

#外部リンク
Takao Fonts in Launchpad
https://launchpad.net/takao-fonts

IPAフォントの派生フォント「Takaoフォント」リリース - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/10/02/18/117208

IPAフォント - Wikipedia
IPAフォント - Wikipedia

日本語フォントの比較 - Wikipedia
日本語フォントの比較 - Wikipedia

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu-jaを試す
http://blog.minawa.net/2005/07/ubuntu-ja_4482.html

BLOG.MINAWA.NET: VLゴシック
http://blog.minawa.net/2006/09/vl_42.html

BLOG.MINAWA.NET: IPAフォント
http://blog.minawa.net/2006/10/ipa_8310.html

BLOG.MINAWA.NET: 最近の気になるニュースいろいろ
http://blog.minawa.net/2007/10/blog-post_8918.html

BLOG.MINAWA.NET: Ubuntu 8.10からIPAモナーフォントがデフォルトから外れる
http://blog.minawa.net/2008/09/ubuntu-810ipa_6725.html

BLOG.MINAWA.NET: IPAフォントのライセンス変更
http://blog.minawa.net/2009/04/ipa_1245.html

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