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2010年3月14日日曜日

Steam & Source on the Linuxの可能性 #05

続き。このまま行けばXbox360がSteamの代替システムとして機能してしまう可能性が高い……。ハードウェアもOSも更にはゲーム開発のノウハウも考えると、Xbox360の方が大半のユーザーとゲーム開発会社から見ても楽な選択肢になりうるはず。今はそうでもなくとも、Xboxの後継機の世代になればこの傾向は更に顕著になるでしょう。結局、Windowsを支配しているのはマイクロソフトただ一社ですからね。

MacについてもAppleのさじ加減一つという部分はありますが、DirectXのように独占しているゲーム開発技術を使用していない分、まだマシなのかもしれません。まぁこれも単にDirectXがクローズドな技術で他のOSには使えないって事なだけですけどね。

と言うことで、せっかく築いてきたValveのSteamコミュニティですが、このまま行けば近い将来、おそらく各ゲーム機の後継機が出た後はジリ貧どころか、各ゲーム機に吸収されて消滅してしまう可能性もあるかもしれません。少なくとも、今より大きなコミュニティになる事はないと思います。今のままでは……。

じゃあどうすればいい? やっと本題です。ぶっちゃけ、自分達で新しいプラットフォームを作っちゃえばいいのです。どうやって? そこで登場するのがLinuxです。そうです。Linux対応といったって、何もUbuntuに対応しろって言っている訳ではないのです。Google(AndroidやChrome OS)やPalm(WebOS)、あるいは家電メーカー(デジタルテレビやSTB等)、更にはOpenPandoraのように、Linuxを土台としたゲームプラットフォームをValveが作り、その上で、Steam互換のサービスを引き続き展開していけばいいのです。

別に全てのSteamコンテンツを移植する必要はないのです。何故なら、今までのコンテンツはWindows向けSteamでの動作だけを保証すればいいのですから。これからのゲームはSource Engineのようなクロスプラットフォームエンジン製が推奨されるとは思いますけど。

今回のMac対応でSource Engine製のゲームはWindowsとMac両方に対応しました。この方法でLinuxにも対応していけば、少なくともValveのSource Engine使用ゲームについては大きな混乱もなくLinuxベースのSteamにも対応出来るでしょう。他のゲームはそうはいきませんが、元々全プラットフォームに対応する責任はありませんし、これからのゲームはその辺りを考慮したゲームをValve自らが推奨していけば、数年後にはかなり改善すると思いますし。現にいくつかのゲームエンジンはクロスプラットフォームに対応していますしね。

例えばFallout3やOblivionとか。ただ、ライセンスが各プラットフォーム毎にかかるようなので、Source Engineのように全て無料で対応とはいかないでしょうが。Oblivionのゲームエンジン「Gamebryo」はOpenGLに対応しているかわかりませんでした。ただ、かなり柔軟なエンジンらしいので、そんなに大変という訳ではないのかも。いい加減でごめんなさい。

その為の布石としてもMac対応は意義があると思います。Valveとしては脱DirectXが一番の目標だと思いますし。話によるとPS3版のSource Engineも開発中らしいですし。別に今すぐにという訳でもありませんし。数年後にはありうる話だと個人的には思っているのですが……。

何か全然まとまっていませんが、もともと思いつきで書き始めた文章だから仕方ないかな。半分以上ネタですし。ただ、携帯ゲーム機の流れを見ていると、そうおかしな話しでもないのではと思います。次世代DSはARMにTegra、次世代PSPはARMにPowerVR SGXという構成になるようですし。と書いたら、次世代DSはTegraじゃなさそう? まぁいいや。

こういったゲーム専用機とiPhoneをはじめとする携帯電話のSoCがほぼ同じ構成になり、しかも、Pandoraのような超零細企業ですら参入可能な状態を見れば、既に1000万人以上のユーザーがおり、コミュニティもしっかりと構成しているSteamが、自らのハードウェアによるゲームプラットフォーム参入というのは非現実な話しでもないかなと思います。

更に言えば、自らがハードウェアに手を出す必要すらないですし、Googleみたいにハードウェアは各ハードウェアメーカーに任せて、ValveはLinuxベースのゲーム用OS作りに専念しても良い訳ですし。その方が可能性としては大きいかも。出来れば、Chromium OSみたいにOSS化してくれれば、普通のLinuxユーザーにも恩恵がありますしね。

例えばSDLみたいなライブラリーの改良や、ATIやNVIDIAのドライバー開発など。これはOSSドライバーが一番いいですが、クローズドなドライバーでも精度が増してくれるなら大歓迎ですし。中途半端ですが、一応これで終了です。まだ書き足りない部分やまとまっていない部分もありますが、それはまたいつか書き足したり、書き直したりしたいと思います。

#追記
既にXbox LIVE のWindows版ってあったんですね。全然知らなかった。でも全然盛り上がってない気が……。

#外部リンク
Microsoft Games | ホーム
http://www.microsoft.com/japan/games/default.aspx

PCをゲームプラットフォームにする「Games for Windows - LIVE」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0907/ms.htm

エマージェントジャパン、「Gamebryo 2.5」発表会を開催。海外で大人気の3Dゲーム開発ミドルウェアが正式に日本上陸
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080605/gb.htm

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