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2010年4月9日金曜日

Pandora情報更新 #04/08

何か体の調子が悪いです。目はショボくれてるし奥歯は痛いし、おまけに胸の辺りも何故か痛いし。まいった。そんな感じの日常ですが、もはやライフワークとかしてきているPandora情報をお届けします。まずは前回書いたWiFiの速度問題ですが、何とか解決に向かっているようです。残念ながらソフトウェアの不具合ではなくハードウェアの不具合だったみたいです。

といっても、そう深刻な不具合ではなく、「抵抗器」という、とても小さな電子部品が原因だったらしく抵抗器を交換すれば(とりあえず)正常動作に戻るらしいです。ちなみにNotaz氏が実際の抵抗器の写真を掲載していましたが、本当に小さかったのでビックリしました。こんな小さな部品に振り回されていたのかとNotaz氏自身が呆れかえってました。俺の時間を返してくれと。

ちなみにWiFiのドライバーについてですが、いろいろとおもしろい話がでてました。まず、「TIからのドライバー(バイナリ)ってないの? それがあれば、ソフトウェア(ドライバー)の問題か、ハードウェアの問題かわかりそうなものなんだけど。」という質問が出ていました。これにたいしてNotaz氏が、「そんなものは最初から無いよ。」という答え。

どうやらTIからOMAP3530を購入した際に、これにあうWiFiチップという事で、同じTI製のWiFi/BTチップを薦められたらしいのですが、その際にドライバーはTIとNDA(秘密保持契約)を結んだ人物のみにソースコードを配布するという条件だったみたいです(多分)。そこで、ハードウェア担当のMWeston氏がNDAを結んでソースコードを手に入れたのですが、本来ならカーネル担当のNotaz氏にもNDAを結んで開発に参加して貰いたかったみたいなのですが、ボランティアで参加しているNotaz氏としては、勤めている会社との兼ね合いもあるし、そこまでの協力は出来ないと断ったらしいのです。まぁ仕方ないですね。あくまでボランティアなんですし。

そこで暫くWiFiドライバーの件は停滞していたのですが、ある時に例のAndroid向けのドライバーがオープンソースとして公開されたのです。これは私も取り上げたので覚えていました。ただ、そのドライバーの出来がいまいち(とりあえず動く程度)だったので、これはだいぶ手が掛かるなぁという流れになっていたところ、今度はNokiaの中の人が、オープンソースドライバーを改良したものを公開してくれたらしいのです。

これはAndroidのものよりもだいぶ改良されていたらしく、これをPandora用にNotaz氏が中心となって改良したものが、現在のPandora用WiFiドライバーらしいです。ちなみに、一番最初のNDAドライバーとAndroidのOSSドライバーは、ほぼ同じ内容だったらしい(多分)。まぁあくまで私が勝手に書いただけなので、真相はちょっと違うかもしれませんが、だいたいそんな感じの流れになっていたようです。長くなったので今日はここまでです。

#追記
抵抗器ですが、何で判明したかというと、以前作成したMB(Rev2/3)の方が、現在のMB(Rev4/5)よりもWiFiのスピードが速い事が判明し、そこから丹念に探っていくとインピーダンスの差が発覚し、更に抵抗器が変更されている事に気づいたそうです。この変更はMWeston氏への報告なしでMBメーカーが行ったものらしく、この事が判明するまでにだいぶ時間が掛かってしまったみたいです。

ただ、この抵抗器がそのようなトラブルをまねく事を事前に知らせていなかったPandora側にも問題があるので、一方的にMBメーカーを批難するつもりもないそうです。不幸な事故として処理せざるを得ないですね。何にせよ、原因がわかっただけ良かったです。しかも、思ったより早かったですしね。

#追記
もう一つ追記。実はこの問題が発覚した後に、Craig氏が元TIのWiFi専門家に助けを求めたらしい。その際に報酬として数千ポンドを支払ったらしいのですが、残念ながら解決しなかったみたいです。ハードウェアって本当に難しいのですね。そう思うとPandoraプロジェクトは本当に奇跡みたいなプロジェクトですよ。まぁ順調に遅れてはいますけどね(笑)。ガンバレ。

#Picasa
これが問題の「抵抗器」。小さいですね。

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: どう見てもPandoraです。
http://blog.minawa.net/2008/10/pandora_1923.html

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