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2010年6月22日火曜日

The Humble Indie Bundle のその後 -Gish-

The Humble Indie Bundle のその後を追うシリーズ。その第三弾は「Gish」です。このゲームはThe Humble Indie Bundleで初めて知ったゲームなのですが、正直言いまして、あまり期待していませんでした。LugaruやPenumbra:Overtureと違って2Dゲームなので、あまり汎用性がある気がしませんでしたし、今までの流れからみてassetsも公開される可能性が低かったですし。少なくとも最初期段階では特に期待出来る成果物は出てこないなぁなんて思ってまして。

案の定ゲームのコンテンツ部分であるassetsは公開されずにエンジン部分? だけがGPLで公開されたのですが、Gishのフォーラムを読んでいたら、既に有志の方が足りていないassets部分を独自のオープンな物へ交換した上で「Free Gish」として公開してくれました。思ったよりも断然に早い!

残念ながら、まだ初期段階なのでバイナリという形での配布はなかったのですが、GitHubでいくつか公開されていたので、物は試しとMozcに続いて自力でビルドしてみました。やってみると結構簡単にビルド出来ますね。最近のツールが進んでいるのと、きちんとビルド出来るように調整されているのに助けられているだけですけど。

実際に遊んでみましたが、予想していたよりもだいぶおもしろいかも。本物で遊んだことがないので比較は出来ませんがフリーな代替物でも十分楽しめる内容でした。本物との違いはシナリオモードがない事と音楽やキャラクター、背景等がフリーな素材へと変更されているっていう点くらいでしょうか。あと少々バグっている部分もあります。

フォーラムの内容を読むと、まだいくつか問題があるみたいです。例えば本家とどうやって区別していくかとか。具体的にはGishという名前をそのまま、あるいは一部「Free Gish」のように使用していいのかやキャラクターの造形を変更無しの模倣物で使用可能なのかとか。Gish(コールタールみたいな黒いかたまり)っぽい何か(例えば、粘着性のガムみたいなキャラクターに変更するとか)にして、本家とは別のゲームにするべきかとか。おそらく、そこまで深い部分までは考慮されずにOSS化されているので多少問題が残るかと思います。OSSコミュニティ側からの提案なので、悪用しようという輩は今のところいませんけど。

関係ないですが今回のキャンペーンで唯一OSS化されなかった「World of Goo」は、こういった商業的な理由もあったのではないかと思います。World of Gooはかなり人気のあるゲームなので、下手にOSS化すると勝手にWorld of Goo 2みたいなものを作ってしまったりする可能性がありますから。キャラクターだけでも人気でそうですし。ゲームだけでなく勝手にキャラクターグッズを制作したり果てはアニメ化とかもありえなくはないですからね。

そういった危険を防ぐ為に大半のゲームはエンジン部分のみをOSS化して、コンテンツ部分であるassetsは非公開、あるいは商用不可にしている訳ですけど。Gishの場合は明確にエンジン部分のみとかいう分け方がされていないみたいなので多少問題があるのかも。って、いい加減な事を書いてしまいましたが、多分あっていると思います。この辺りの考察は機会があったら改めて書いてみようかと思います。飽きなければですが。

#Picasa


#YouTube
本家 Gish
Gish trailer - YouTube
http://youtu.be/5WzGQQOIcp8



FreeGish "sewer 1" level playthrough - YouTube
http://youtu.be/FUqyNSxsamk



#外部リンク
Cryptic Sea: Gish Open Source
http://crypticsea.blogspot.com/2010/05/gish-open-source.html

blinry/gish - GitHub
http://github.com/blinry/gish

megagun/gish - GitHub
http://github.com/megagun/gish

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