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2010年8月11日水曜日

本家Ubuntuの日本語表示問題

昨日書いた事の続きです。大袈裟な書き方ですが実は大した事では無いです。きっかけは先日公開されたUbuntu 10.10のAlpha3をVirtualBoxで試してみた事でした。特に問題なく起動出来て試しにFirefoxでウェブブラウジングをしてみたのですが、その際に本家Ubuntu10.04で気になったFirefoxでの日本語表示のバグ? というか表示の汚さが解決しているか試してみたのです。

結果は10.04と変化がない状態。つまり汚かったのです。10.04は日本語フォントのデフォルトがTakaoフォントに置き換わったばかりで、もしかしたら何かの設定が間に合っていなかっただけなのかと勝手に思っていました。事実、日本語Remix版では特に問題もなかったですし。あれから時間も経過していたのでRemix版の成果が本家に取り入れられているかなぁなんて思っていたのですが特に変わっていませんでした。

このままでは今回の10.10でも本家版は日本語表示(一部)が汚いままでリリースされてしまうと思い、素人ながら解決策を模索し始めたのでした。前回の記事を自分で読み直していた時に、ふと古い中国語フォントと日本語フォントとのバッティングというのが気に掛かり「もしかして、古い中国語フォント(ttf-wqy-zenhei)以外の他言語フォントがまたバッティングしているのではないか?」という疑問が思い浮かんだのです。

ものは試しとVirtualBox上のUbuntu 10.10のフォントを調べていると、それらしいフォントが見つかりました。それは「ttf-unfonts-core」という名の韓国語 TrueTypeフォントでした。早速このフォントを削除してみたところ……。ビンゴ! 前回の記事で日本語の表示がおかしかったウェブサイトが見事修正されておりました。

多分ですが韓国語フォントに含まれている漢字部分が日本語フォントよりも優先される設定になっているのが原因なのではないかと思います。あくまで素人の推測ですけどね。せっかくなので写真付きで説明してみたいと思います。これって何処かに報告した方がいいのですかね。それとも大した問題じゃないのかな? とりあえずブログで書いとけば誰かが見てくれると思ったので書いときました。

#Picasa
Firefoxでの表示例。一部の漢字がおかしい。例えば、「繁体字中国語」等。

Firefoxでの表示例その2。こちら一部の漢字がおかしい。例えば、「半角英数字」等。

関係があるのかわからないが、試しにFirefoxのスタイルシートを無効にした状態。こちらは漢字含めて表示は問題なさそう。


これが「ttf-unfonts-core」。試しにこのフォントを削除してみたところ……。

同じウェブサイトをもう一度試してみた。今度は正常に日本語が表示されている。


Firefoxのフォント設定。デフォルトから特に弄ってません。

ついでに、Ubuntuリポジトリにあったchromium-browser。日本語化の為に「chromium-browser-l10n」もインストール済み。やっぱり汚い。


Chromiumのデフォルトのフォント設定。「chromium-browser-l10n」を導入後なので、ちょっと変化してるけど、全部「sans」って……。

フォント設定を以下のように手動で変更。これがベストなのかすらわからないけど。ちなみに、「ttf-unfonts-core」を削除していないと、表示の汚さは変わりません。

「ttf-unfonts-core」削除後。Firefoxと同じように正常に表示されているように見える。


ついでにバグみたいなものを発見。「/usr/share/fonts/truetype/」の写真だけど「/etc/alternatives/ttf-japanese-mincho.ttf」へのシンボリックリンクが「ttf-japanese-mincho.otf」になってる。対になっている「/etc/alternatives/ttf-japanese-gothic.ttf」へのシンボリックリンクは「ttf-japanese-gothic.ttf」なんだけど。

#外部リンク
Develop/Maverick/JapaneseEnvironmentForNonRemix - Ubuntu Japanese Wiki
https://wiki.ubuntulinux.jp/Develop/Maverick/JapaneseEnvironmentForNonRemix

2 件のコメント:

  1. 変な漢字の件、当方も確認しました。
    ubuntu 10.10 を本家からダウンロードして
    インストール中の説明に表示される漢字のうち、
    情、編、入、写、などが
    日本の漢字の"そっくりさん"だったのですが、
    パッと見では気が付きませんでした、(老眼なので)

    ubuntu 10.10 日本語 Remix版 が、
    あとから出ていたことを知り、
    再インストールすると、
    変な漢字は登場しなくなりました。(面白くはなくなりましたが)

    漢字は日本以外でも使われているけれど、
    日本人には日本の漢字じゃないと。
    と、思った次第でした。

    この問題は、非常に重要だと思いますが、
    BLOG.MINAWA.NETさんのご指摘の通り、
    一般的には、どうでもよい扱いになっているみたいですね。
    無料なので、だれも贅沢をいわないのでしょうか?

    とりあえず、問題を解決してくれた Japanese Team に感謝です。
    http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized
    "UbuntuのDesktop CDには、容量上の制限から完全な日本語サポートが含まれていません。そこで、完全な日本語サポートを搭載したUbuntu Desktop 日本語 Remix CDを提供しています。"

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  2. mdrfg さん、はじめまして。

    少しでもお役に立てたようで、私としても嬉しいです。
    残念ながら、本家Ubuntuは、日本語 Remixと比べると、日本語環境が快適とは言えない状況なようですね。

    CD容量の制限や、多言語との兼ね合い等で、日本語に特化させられないのが、一番の原因なのかなと思うのですが、いずれは改善されるのではないかと、素人なりに考えております。

    私自身が積極的に協力出来れば一番いいのでしょうが、何せ素人なもので、下手に協力も出来ない状況でして…。情けないですけども。

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