何故か「4時間」も放送時間があり、もしかして、昔のライブ映像やドキュメンタリーでも放映してくれるのかと期待して見ていたのですが、正直、どうでもいい内容のバラエティだったのでがっかりでした……。ただし、8時半から放映された「THIS IS IT」本編は「素晴らしい」の一言に尽きる内容でした。
まず驚くのがマイケルを中心としたダンサーのプロフェッショナルな仕事内容。ダンサーといった表舞台のスタッフのみならず、照明といった裏方に至るまで、一流の心構えを持ったプロ達であるというのが、素人な私にも伝わってくる内容でした。
エンターテイメントとしても、とても楽しめる内容なのですが、ビジネスのお手本としても、とても参考になる内容なのではと一人で感心してしまう出来でした。お客さんは「マイケル・ジャクソン」という個人を目当てに会場へ足を運ぶ訳ですが、その個人が最高なパフォーマンスを発揮する為には、数多くのスタッフがマイケルの為に、最高の舞台を用意してる訳ですよね。
そして、マイケル自身も100%の自分を出し切る為には、数多くのスタッフに支えられている事を自覚している。だからこそ、真剣にリハーサルを重ねて、言いたいことは双方はっきりと言い合うという。罵り合う訳ではなく、あくまで建設的な意見として……。素晴らしい。まさにプロフェッショナル同士の「戦い」だ。
正直言って、映画館の大スクリーンと素晴らしい音響施設で味わいたい内容の映画だなと見終わって思っています。機会があったら、ブルーレイでもう一度見てみたいと思いました。見たことがない人がいたら、是非ご覧になってはいかがでしょうか? マイケルに興味が無い人でも、新たな発見が見つかるかもしれませんよ? お勧めです。ポウッ!
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