最近、似たようなニュースが続きますが海外ゲーム大手のEA(Electronic Arts)もデジタルゲーム配信サービスを本格化させるようです。ぶっちゃけSteamみたいなもんですかね。詳細はまだ調べてないので実際のサービスがどのようなモノになるのかは分かりませんけど。
ここまで書くと、そう面白くもない?話なんですが、どうやらこの「Origin」、Windwosのみならず、Mac、更にはiPnoneといったモバイル環境にも対応?したクロスプラットフォームサービスらしいのです。で某掲示板の情報によると少なくともWindwos版のクライアントにLinuxでも使用されている「Qt」がGUIツールキットとして使われているらしいのです。といっても即座にLinux対応という事ではなく単にMac対応の為だとは思うのですが、少なくともガチガチなWindows環境オンリーといった構成にはなっていないというのがミソですよね。
SteamもわざわざWebkit対応までしてクロスプラットフォーム化を促進していますし先日書いたDesuraなんかは明確にLinuxを将来の対応プラットフォームとして明言していますし。ちなみにDesuraのGUIツールキットは今のところ「wxWidgets」らしいです。ただ開発が進むにつれて予期しない不具合が出たりしているので将来的にどうなるかは未定らしいですけど。まだ開発中ですからね。
それと先日書いたUbuntu自らによるソフトウェアセンターの改良ですが今現在でもいくつか有料ゲームが取り扱われています。HiBで有名な「World of Goo」や、見降ろし型シューティングゲーム「Steel Storm: Burning Retribution」、そして農園育成ゲーム?の「Family Farm」等です。このうち「Steel Storm: Burning Retribution」は何回か取り上げたことがあるオープンソースなQuake派生FPSエンジン「DarkPlaces」を使用しているようです。また、「Family Farm」もオープンソースなグラフィックエンジン「OGRE」を使ったゲームみたいです。OGREも今迄何回か取り上げていますので名前くらいは聞いた事があるかもしれませんね。
ちなみにこれらのゲームはUbuntuのソフトウェアセンター以外にSteamやDesuraからも購入出来るようです。そう考えると、やはりUbuntuユーザーのみが対象なソフトウェアセンターよりもWindowsやMacユーザーも対象にしているゲーム専用デジタル配信サービスを利用した方が開発者としてはメリットがあるように感じますね。そのあたりは個人のポリシーでしょうけど。それに今のところソフトウェアセンター以外の配信サービスはUbuntuに対応している訳じゃないですしね(笑)。ちょっと説明が荒いですが時間が無いので今日はここまでにします。この話題はまた動きがあった時に触れたいと思います。
#外部リンク
Originについて
http://www.origin.com/jp/about
EAがソーシャル要素を特徴とするダウンロード販売サービス「Origin」を明日発表、ローンチ時に150タイトルを用意か « doope! 国内外のゲーム情報総合サイト
http://doope.jp/2011/0618778.html
Family Farm game
http://www.familyfarmgame.com/en/family-farm-game
Steel Storm: Burning Retribution, a brilliant top-down action shooter. SP, DM, CTF and COOP! Linux, Mac and Win platforms.
http://www.steel-storm.com/
Family Farm game in Ubuntu « Canonical Blog
http://blog.canonical.com/2011/06/02/family-farm-game-in-ubuntu/
Steel Storm: Burning Retribution in Ubuntu « Canonical Blog
http://blog.canonical.com/2011/05/17/593/
Qt - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Qt
wxWidgets - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/WxWidgets
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