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2011年7月24日日曜日

Openmoko GTA04 and OpenPandora

ここ数日は気温も低めで大変過ごしやすいですね。さて前回に続いてPandoraの続報。前回は残念ながら未だにBatch 1(約4000台?)すら完成していない状況らしいという話題でした。何が主な原因なのかっていう所までは面倒くさくて調べていないのですが、どうやらテキサスのマザーボード製造メーカー(CircuitCo)がBatch 1の台数分を用意出来ていないらしいです。MBに各種部品を取り付ける作業(population)を済ましていないMBの結線? が劣化してしまってWiFiチップ等の不具合が発生してしまっているらしいです。かなりいい加減なので間違っているかもしれませんが。

ザッと見たところ中国のケースメーカーやアナログスティック(Nub)の部品は、あまり話題になっていないので、そちらの方は問題無いのかもしれません。単に話題になっていないだけなのかもしれませんが(苦笑)。ただテレビ接続用のAVケーブルは未だにPandoraチームの手元には無さそう? ケースの方はiControlpadと同じドイツのメーカーに切り替え可能らしいですし、お金(金型?)さえあれば大丈夫だとは思いますけど。MBの方もコメントによるとテキサスのCCがようやく重い腰を上げて問題解決の為に作業しているそうです。

相変わらず何時、何個発送するという正確な情報はEd氏に教えてくれないそうですけど……。そのMBもEd氏が来週、ドイツのpopulationが出来るメーカーの一つと交渉するらしいので、金額面で折り合いがつけば、テキサスのCCとの契約をキャンセル(あるいはBatch 1の完成まで)して、ドイツでのMB製造に切り替えるらしいです。老婆心ながらそれだけのお金が工面出来るのかなと心配になるのですけど。現状としてはそんな感じらしいです。

前回の最後にPandoraチームに救いの手を差し伸べてくれる人物がいるらしいと書きました。その人物とは数年前に話題になったオープンソースの携帯電話を作ろうというプロジェクト「OpenMoko」の関係者らしいです。といってもオリジナルのスポンサーである台湾の製造メーカー「FIC」はとっくの昔に手を退いてしまっていますけど。

OpenMoKoプロジェクト自体も今となってはほとんど有名無実化している状況であり、今回Pandoraチームと接触してきた人物はドイツで「Golden Delicious Computers」というモバイル系のソフトウェアを開発している会社のオーナー?らしく、FICが抜けてしまって頓挫しているOpenMokoの後継機を自分たちの手で開発しているらしいのです!

軽く調べてみましたが「OpenMoko」とはプロジェクト名であり「Neo 1973(コードネームGTA01)」、「Neo FreeRunner(コードネームGTA02)」という2つが実際のハードウェアなようです。実はこの後にコードネーム「GTA03」というのが計画されていたようなのですがメインスポンサーであるFICが離脱してしまったのでGTA03は製品化されずにOpenMokoプロジェクト自体も段々と下火になっていたようなのです。

どういう経緯かはわかりませんが前述のGolden Delicious Computersが、このGTA03に続く製品「GTA04」を自力で開発し始めたらしいのです。面白いのがこのGTA04の開発ベースに使われたのが例のBeagleBoardらしいのです。えぇTIのSoCである「OMAP3」を使用した個人でも入手し易い格安なARM実機ですね。

詳しい人は知っているでしょうが、このBeagleBoardはPandoraと似たような構成なMBな訳です。実際は同じSoCを使用しているだけで共通な設計という訳では無いのですが似ているのは確かです。で、この似た構成のMBを使用しているGTA04の開発をしている中の人が、Pandoraチームの苦境を知ってEd氏に協力を申し出てくれたようなのです。多分ですが同じドイツ人同士っていうのも大きいと思います。今回のドイツのMBメーカー選定についてもGTA04チームのアドバイスらしいですし。

彼らも携帯電話の開発は専門では無いでしょうが少なくともズブの素人であるEd氏をはじめPandoraチームよりは「リアルビジネス」については頼りになるでしょうからね。辛口な事を書きましたが私個人としてはここまで投げ出さずに頑張っているPandoraチーム、とりわけEd氏には敬意を表します。元々がビジネスではなく仲間内でリスクを取れる数人が代表になって「ぼくたちがかんがえた最強ゲーム機」を作り始めたのがOpenPandoraの始まりなのですから……。とはいっても実際に仲間内だけでなくウェブ上で広範囲に予約注文を受け付けてしまったのでビジネスとしての責任は発生しているのですけれど。世の中難しいですね。

長くなったので今日はここまでにしたいと思います。GTA04についてはもう少し調べてから、また後日書きなおしたいと思います。気力が続けばですけど(笑)。あと言い訳になりますが今回の記事も大部分、私の妄想混じりの憶測にすぎません。真偽の判断は各自それぞれで行なって下さい。あしからず。おやすみなさい。

#追記
書き忘れましたが、このGTA04というのは基本的にGTA02のケースと液晶等のMB以外の部品をそのまま使用するプロジェクトです。言い換えると心臓部であるMBが「GTA04」であり、その他は流用するらしいです。面白いですがある意味残念だったり。何故かというと……。OpenMokoのケースって超ダサいから(笑)。あと液晶の画面サイズが今となっては貧弱(640 x 480)ですし。

後、どうやらプロジェクトの目的はGTA04に留まらない様子。というのも今現在のターゲットはPandoraと同じOMAP3ベースですが既にOMAP4(PandaBoard)での開発も視野に入れており、OMAP3ベースのGTA04の開発が上手くいってビジネスとしても継続可能なら将来的にはOMAP4ベースのOpenMoko後継機(GTA05?)も考えているらしい……。面白そうなプロジェクトなので細々とでも生き残ってくれると面白いですね。

#追記
OpenMokoってケースの3Dデータもオープンにしてるんですよね。肝心のケースがダサいけど素晴らしい試みだったのになぁ。

#YouTube
‪Openmoko Beagle Hybrid in operation - YouTube
http://youtu.be/Wuarto_s4F0



Openmoko Panda Hybrid booting - YouTube
http://youtu.be/RjFKQx18DgA



GTA04 - YouTube
http://youtu.be/2DilQPjrSx4



GTA04A2 boots Linux - YouTube
http://youtu.be/3KnJc7eImQ4



Production of the FRNBv3 - YouTube
http://youtu.be/ngyhKr3yTO8



#外部リンク
Main Page - OpenMoko
http://wiki.openmoko.org/wiki/Main_Page

OpenMoko - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/OpenMoko

Openmoko Linux - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Openmoko_Linux

台湾OpenMoko、Linux携帯電話「Neo FreeRunner」の次期版開発を打ち切りへ - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
http://sourceforge.jp/magazine/09/04/07/021250

GTA04 - Openmoko
http://wiki.openmoko.org/wiki/GTA04

Golden Delicious GmbH
http://www.goldelico.com/Home.html

GTA04 - master page for the next generation Openmoko
http://projects.goldelico.com/p/gta04-main/

MAKE: Japan : OpenMoko - オープンソースの携帯電話
http://jp.makezine.com/blog/2008/07/openmoko_open_source_phon.html

CAD models - Openmoko
http://wiki.openmoko.org/wiki/CAD_models

Openmoko、携帯電話の機械CADファイルを公開 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/06/news026.html

オープンソース携帯「Openmoko Neo FreeRunner」、7月4日発売 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/03/news024.html

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