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2011年5月30日月曜日

SteamとFusion APUの可能性

さっきのネタだけじゃ何かアホみたいなんで取り敢えず自分なりに整理します。まずSteamのLinux戦略についてですが、これは以前、長々と妄想を書いたので興味がある方はそちらをご覧下さい。何故Fusion APUなのか? というのはかなり根拠は薄いですがSteamプラットフォームが基本的にx86環境なので必然的にIntelかAMDになります。といっても大半がWindows前提なのでDirectXって事になるのですが最近のMAC対応、またPS3への傾倒の仕方などを見ればこれからは今迄以上にクロスプラットフォームに力を入れていくと見るべきでしょう。現にVALVE自身のSourceエンジンはクロスプラットフォーム対応済みですし。一説によると既にLinuxでも動作可能らしいですし。

Intelの統合環境ではGPUが非力過ぎますしNVIDIAはIntel/AMDのようにCPU/GPUの統合が不可能です。ましてNVIDIAは最近ARMに軸足を移していますしね。その点AMDはCPU/GPUの統合という点に置いてはIntelをかなり引き離していますし、少なくとも今現在はARMへの傾倒は計画されていませんので、せっかくのCPU/GPUの統合というトレンドを活かす為にもPC以外の使い方というのを模索しているでしょう。あくまで素人の意見ですけど。

考えてみれば初代Xboxも中身はIntelのCPUとNVIDIAのGPUの組み合わせという力業でしたし。ハードウェアデザインとして見ればお世辞にも成功していたとは言い難いですが、少なくともソフトウェア的な面ではそう失敗とも言い切れないと個人的には思いますし。ましてFusion APUは、あの頃のような力業ではなく文字通りハードウェアレベルでのCPU/GPUの統合が為されていますし。勿論Xbox360/PS3のようなゲーム機としての専門的な統合では無いにしろ、今のレベルで言えば十分性能的も現行ゲーム機と互角以上に戦えるレベルにあり、なおかつハードウェア開発に莫大に資金をつぎ込む必要もないですからね。これは大きなメリットでしょう。現にiPhoneやAndroidといったスマートフォンは似たような状況にあり、次期PSP「NGP」も構成的には汎用的なARMのSoC(OMAP5?)らしいですし。

基本的に携帯機器のデザインの方が据え置き機よりもカスタマイズが必要になるはずなのに既にそういった状況になっている訳で、据え置き機が同じ路線にならない道理もないと個人的には思うんですよね。無論今から据え置き機競争に参加しても余程の大企業、例えばAppleあるいは新興国(中国、インド、ブラジル等)の怖い物知らずのメーカーしか参入する旨みは無いでしょうが、以前も書いたように既にSteamという数千万アカウントのサービスを擁しているValveとしては参入する価値はあるのではないかなぁと。

最後に気になる点として「LlanoではBIOSに代わりCorebootが使用される」という情報も流れています。Corebootは以前「LinuxBIOS」と呼ばれていたものなんですが、実は数年前にこのブログでも取り上げています。その際にAMDがだいぶ協力的であるというのが気に掛かって、その発表の前後で「Fusion」の開発が発表されたんですが実はその頃からこういう流れになるかもしれないなぁと漠然と考えていたんですよねぇ。いや今書くとホント嘘臭いんですけど。でもホントなんですよねぇ。ホント不思議な出来事です。コレ自分の妄想がひとり歩きしてるだけんじゃないかなぁと。世の中不思議ですなぁ。

#内部リンク
意外とAMD好きだった模様。Geode GXとか懐かしい
BLOG.MINAWA.NET: SL-C1000発表
http://blog.minawa.net/2005/03/sl-c1000_13.html

BLOG.MINAWA.NET: SL-C3100発表
http://blog.minawa.net/2005/06/sl-c3100.html

懐かしのGP"X"2
BLOG.MINAWA.NET: 韓国からの刺客
http://blog.minawa.net/2005/07/blog-post_30.html

今度はGeode LXって言ってる
BLOG.MINAWA.NET: Geode LX
http://blog.minawa.net/2005/09/geode-lx.html

まだ言ってた
BLOG.MINAWA.NET: Geode LXで何か出ないかなぁ
http://blog.minawa.net/2006/04/geode-lx.html

BLOG.MINAWA.NET: Geode終了?
http://blog.minawa.net/2006/07/geode.html

BLOG.MINAWA.NET: 夢のオープンハード?
http://blog.minawa.net/2006/09/blog-post_4032.html

この頃から漠然とLinuxと(商業用)ハードウェアの可能性について考え出す
BLOG.MINAWA.NET: AMDのPICがハックされた
http://blog.minawa.net/2006/09/amdpic.html

第一時妄想爆発?
BLOG.MINAWA.NET: Neuros OSD Linux Media Recorder Beta
http://blog.minawa.net/2006/09/neuros-osd-linux-media-recorder-beta.html

この辺りでAMD Fusionについて知った模様
BLOG.MINAWA.NET: OSSなビデオカードに動きが……
http://blog.minawa.net/2007/01/oss.html

この「やっぱりアレが鍵なのかな……。」ってのが、Fusionについてでした。
BLOG.MINAWA.NET: LinuxBIOS
http://blog.minawa.net/2007/03/linuxbios.html

BLOG.MINAWA.NET: LinuxBIOS with X11 server
blog.minawa.net/2007/03/linuxbios-with-x11-server.html

この辺り、だいぶAMDに肩入れしてたみたいです
BLOG.MINAWA.NET: AMD が OpenCL 版 Bullet の移植を支援
http://blog.minawa.net/2009/09/amd-opencl-bullet.html

この辺りからSteamのLinuxクライアントについて妄想しだす
BLOG.MINAWA.NET: Steamのベータ版
http://blog.minawa.net/2010/02/steam.html

妄想爆発
BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Macについて
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-mac.html

BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Linuxの可能性
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-linux.html

BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Linuxの可能性 #02
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-linux-02.html

BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Linuxの可能性 #03
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-linux-03.html

BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Linuxの可能性 #04
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-linux-04.html

ここでぶっちゃける
BLOG.MINAWA.NET: Steam & Source on the Linuxの可能性 #05
http://blog.minawa.net/2010/03/steam-source-on-linux-05.html

もう一つの可能性。ここでFusionコンソール説唱えようと思ったんですけど、Androidっぽいので自重
BLOG.MINAWA.NET: AmazonがGame業界に進出?
http://blog.minawa.net/2010/03/amazongame.html

この辺りで期待する。でも結局何もなし。
BLOG.MINAWA.NET: Linuxのゲーム関連で何かありそう?
http://blog.minawa.net/2010/11/linux.html

#外部リンク
Amd announces coreboot in its llano fusion chips- The Inquirer
Amd announces coreboot in its llano fusion chips- The Inquirer

2011年5月29日日曜日

SteamがLinuxベースのゲーム機を計画中? しかも……

完全に釣りっぽいタイトルですが、以前Valve Corporationが運営しているゲーム配信サービスSteamがLinux向けのクライアントを開発しているのではないかという情報が実しやかに伝えられていました。その事について自分なりに妄想した長話をブログに書いたりしていたのですが、某掲示板にSteamのLinuxクライアントといった小さな話ではなくValve自身?がSteamプラットフォームが動作するハードウェア(ゲーム機?)を用意するのでは無いかというトンデモ話が載っていました……。

しかもLinuxベースのOSで、ハードウェアは何とAMDのCPU/GPU統合プロセッサ「Fusion APU」を採用したモノになるのではないかと……。おそらく「Llano(リャノ)」ベースになるのではないかとも。実際、何の確証も無い上、余りにも突拍子の無い話に思えなくもないですが、個人的には案外「アリ」なのではないかと思っています(笑)。

というか、私自身の妄想ではこの流れはかなり有るなと思っていましたし、もしそうなった場合に、採用されるハードウェアもだいぶ前から「Fusion APU」なるのではないかと思っていましたし。今言うと、嘘臭いですけど、本当にそう思っていました。実はこの妄想話を何度か書こうかなとも思っていたんです。そう思うと、この噂話の出処が、自分の妄想の中の出来事なんじゃないかとさえ、疑わしく思えてきます……。「えっ、もしかしてコレ夢の中の話なの?」って……。偶然にしちゃ上手すぎるんだよなぁ……。

あまりの偶然に、何の裏付けもなく書いちゃいましたが、まだ何の確証も無い話です。どうやら来月以降に何かあるらしいので、その時になって「やっぱ嘘でした(笑)」みたいな恥を書くかもしれません。取り敢えず誰かに聞いて欲しかった話ってだけなんです。ホント、自分でもビックリな話だわって……。

#追記
2012年現在、結局何の進展もありません。残念ながらデマだったようです:-(

ET-XreaL Still Alive

昨日リスタートするとかいいつつ早速ヤル気が無くなりそうなダメ人間ですが書き始めたので続けます。個人的に今年はLinuxというかOSSな世界にもゲームの波が来そうな予感がしていたのですが、今のところ、そうでもなかったり……。中でもイチオシだったFPSエンジン「ET-XreaL」が公式ウェブサイトごと消滅したのには正直かなりショックでした……。XREALについて知りたい方は私の過去の投稿を検索してもらえれば解ると思います。

簡単に説明するとFPS(ファーストパーソン・シューティング)というゲームジャンルがあり、その中でも特に有名なid softwareというゲームメーカーが「DOOM」や「Quake」といった自社のFPSゲームで使用していたゲームエンジンをOSS(GPL)として公開してくれたもの(id Tech3)を有志が独自に改良(ioquake3)し、更にTr3B氏がioquake3を主にレンダラー部分を改良したものが「XREAL」エンジンです。更に去年OSSとして公開された「W:ET(Wolfenstein: Enemy Territory)」のエンジン(id Tech3の改良版)にXREALを移植したモノが「ET-XreaL」なんですね。えっ、長い? 説明下手で申し訳ない。

その「ET-XreaL」ですが、デモ画面がいくつか公開されたりして順調に開発が進んでいると思われていたのですが、突如公式ウェブサイトごと削除されてしまったのですねぇ。何の説明も無しに。いくらOSSとはいえ実質開発に参加していたのはTr3B氏一人であり、更にウェブサイトのメンテナンスも同じく一人で行っていたらしいので、こういった悲劇が起こっちゃう訳ですねぇ。

残念ながら特殊かつ高度な技術が必要なプロジェクトというのは似たような傾向が多いんですよね。以前MUGENの代替?エンジン「ShugenDo」の作者の人もOSSで開発するつもりだったけど誰も手伝ってくれないし結局一人でやるからOSSじゃなくていいじゃんってコメントしてましたし。案の定? ShugenDo自体無くなってしまったみたいですしね。詳細は知りませんけど。

そんな感じで消息不明だったET-XREALですが、最近になって復活しています。依然として公式ウェブサイトは閉鎖されたままですがsourceforge.netにリポジトリが公開されており、今でも開発が続けられているようです。どういう経緯なのかは依然わかりませんがSplash DamageのXREALスレッドを読む限り開発していく予定はあるそうです。

実は一時期消息不明だった時期にSplash Damageの該当スレにて有志が開発を引き継ぐという話になり、実際に独自に開発がスタートし始めている最中にオリジナルの開発者であるTr3B氏がスレに現れて開発を再開したという経緯があるようです。といっても別にケンカ別れとかそういう訳でもなく新たに発足したプロジェクトは「OpenWolf」という名前で継続しているみたいです。元々の動機がTr3B氏失踪の為の引き継ぎなのでTr3B氏復帰後のプライオリティは低いのかもしれませんが……。そんなTr3B氏ですが、どうやら以下のような改良を主眼に置いているようです。以下、抜粋。
12) FUTURE PLAN
* Optimize ET decal system with VBOs
* Add Blender tools to make it easier to replace the existing models
* Improve ETXMap ET .map -> Doom 3 .map format conversion routine to handle detail brushes as func_static entities
* Improve ETXMap compiler for better support of extracting models from .bsp files for Blender and further editing
* Finish Doom 3 style ETXRadiant entity definitions file etmain/def/entities.def to have full support for all ET entity types
* Write SCons files for ETXMap and ETXRadiant
* Add Bullet physics engine (maybe)
* Use projection matrix that makes the near plane identical to the portal clipping plane.
(Eric Leyngel describes this method in his "Projection Matrix Tricks" paper.)
comment from https://bugzilla.icculus.org/show_bug.cgi?id=4358
難しくてよく判らないモノもありますが、「* Add Blender tools to make it easier to replace the existing models」と「* Add Bullet physics engine (maybe)」は楽しみですね。Bulletの方は (maybe)ってなってるので優先順位低そうですけど(笑)。実際にid tech3のようなスポーツ系FPSには物理演算エンジンはあまり必要ないのかもしれませんが。無いよりはあった方がいいですけどね。長くなったのでここで終了します。最後に有志によるET-XREALの動作デモ。最新のET-XREALエンジンかどうかまではわかりません。

#YouTube
ETXreal Tech Demo - YouTube
http://youtu.be/erDjDurE1-U



ETXreal Tech Demo 2 - YouTube
http://youtu.be/heODvlay4Pc



#外部リンク
SourceForge
http://xreal.git.sourceforge.net/git/gitweb-index.cgi

Et: Xreal
http://www.splashdamage.com/forums/showthread.php/21825-Et-Xreal

2011年5月27日金曜日

もうすぐ6月

ご無沙汰です。まだ生きてますよ。何だかしらないけど震災以降あんまりヤル気が出ないんです。別に大して被害受けてないんですけど。気が抜けたというか何というか。気分転換にREGZAに撮り貯めたビデオ見たりゲームしたりしてるんですけど、どれも長続きしないというか……。

おまけに今年の夏は電力不足でエアコンもあまりアテに出来無いそうじゃないですか。未曾有の出来事なので、仕方ないってのは理解してるんですけどね。何か元気が出ない。一言で言うとそんな感じなんですよ。とか書いてますが、こうやって駄文書けるって事はそんなに精神状態が悪い状況じゃないって事なんでしょうね。

その証拠に、ここまで書いてたら結構気持ちが晴れてきてるし(笑)。やっぱり間開けちゃうとリスタートに負荷が掛かるんだろうなぁ。まだ書きたいネタはいくつかあるので明日あたりからボチボチ再開していきたいと思います。そんなところで今日はおしまいです。また明日から宜しくです。

2011年5月1日日曜日

Ubuntu 11.04(Natty Narwhal)がリリース

世間的にはGWですね。皆さん、どうお過ごしでしょうか? 私はと言えばひっそりと家の中でOSのインストールなどをして過ごしております。えぇ悲しいですとも。そんな感じで、つい先日リリースされたばかりのUbuntu 11.04(Natty Narwhal)を試してみているのですが、正直特にコレといった印象もないんですよね。あぁ一応Unityですか? 新しいUI? 聞いた話では結構使用している環境に左右されるらしいのですが、幸い自分の環境(Nvidia Geforce9800GT)では特にコレといった問題もなく普通に動いております。といっても残念ながらデフォルトで入っているOSSドライバー「Nouveau」では立ち上がりませんでしたけども。

実際にUnitiyを使ってみた印象としてはメニューバーの位置が側面で使い辛いのとシンプルなランチャーなので今までメニューの深層にあった項目に辿りつくのが面倒くさいって事くらいですかね。動作自体は安定しています。正直、拍子抜けするくらい普通に動いてます。個人的にはメニューバーは下部に置いてほしいのですけどね。一般的なDockスタイルが一番しっくりきますし。まぁ今回は取り敢えず導入しましたって感じだと思うので半年後の11.10までにフィードバックにより更に使い易いものに仕上げて貰いたいなって感じですかね。

他の目玉というとFirefox4の導入とデフォルトの音楽プレイヤーが「Rhythmbox」から「Banshee」に変更したってくらいですかね。Firefox4は正当進化って感じで特に問題無いですね。BansheeはRhythmboxよりは良いんですけどMONOアプリっていうのが個人的にはどうかなぁて……。いや完全に偏見なんですけど。それにあんまり音楽プレイヤーって使わないんですよね。最近。音楽自体あんまり聽かないし。聴くとしたらニコニコ動画で作業用動画を聴き流しって感じですし。

全体の印象としては、かなり安定してるかと。最近のUbuntuはどっちかというと枯れてきてる印象すらありますし。というかちょっと停滞気味? Unityの導入をきっかけとしてもっとアグレッシブに新しい事にチャレンジしていって欲しいですね。個人的にですけど。

#外部リンク
Ubuntu
http://www.ubuntu.com/