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2012年8月7日火曜日

OpusとG.711がWebRTCがMTIコーデックに内定

おめでたいニュースをもう一つ。個人的に注目している万能オーディオコーデックである「Opus」が、WebRTCのMTI(Mandatory To Implement)Codec に内定したそうです。MTIというのは日本語にすると「必須」といった感じですかね? とにかくWebRTCで最低限必要なオーディオコーデックに選ばれたという事でしょうか:-P タイトルにもある通り、このOpusともう一つ、「G.711」もMTIコーデックに選ばれているようです。

詳しい内容は外部リンク先にあるPDFを参照して下さい。いくつかあったコーデックから2つを選んだみたいですね。他の候補は性能的には良くとも「ロイヤリティフリー」ではない事が大きなマイナスポイントだったようです。逆にG.711の場合は、性能的にはそれ程でも無いですが、高い普及率と低負荷、そして特許切れによるロイヤリティフリー化が大きな決め手なようです。Opusの場合、性能も十分ですし、元からロイヤリティフリーで設計されていますからね。まぁパテントトロールが攻撃してくる可能性は多少ありますけど:-(

ちなみにビデオコーデックについては、残念ながらまだ決着していないようです。候補としては「VP8」と「H.264」といった感じでしょうか? オーディオコーデックの例に倣うなら、「ロイヤリティフリー」であるVP8が選ばれる可能性が高いですが、残念ながら性能、普及率ともにH.264が優っていますからね……。パテント問題も解決しているとは言えませんし……。

個人的意見としては、VP8のパテント問題は結局大した議論になっていない気がしますけど。ぶっちゃけFUD気味? まぁ水面下で動きがあるのかもしれませんが……。それに、後からパテント問題が浮上するとしても、既にパテントが発生するのが確実であるH.264よりも結果的には安全な気がしますけどね。パテントに引っ掛かっていたとしてもH.264よりも該当する数は少ないでしょうし。オープンソースとは名乗れなくなるかもですが:-(

まぁVP8の場合、単純にH.264よりも実装がこなれていないという問題があるとは思いますけども。少なくとも性能でx.264の7割くらいはキープして貰いたいところです。エンコード速度や画質、サイズ面等で……。というか、最近のVP8ってどんなもんなんですかね……。「libvpx」の他にx264改変の「xvp8」っていうのも開発中ではあるらしいのですが……。余談ですがMPEG2向けの「x262」っていうのも開発中なんですよね。

#外部リンク
Opus Audio Codec
http://opus-codec.org/

WebRTC
https://sites.google.com/site/webrtc/

Jean-Marc Valin's random rants on DSP, Speex, open-source - Opus will be mandatory to implement for WebRTC
http://jmspeex.livejournal.com/11042.html

Mandatory To Implement Audio Codec Selection(PDF)
http://www.ietf.org/proceedings/84/slides/slides-84-rtcweb-6.pdf

The WebM Project | Welcome to the WebM Project
http://www.webmproject.org/

DarkShikari/xvp8 · GitHub
https://github.com/DarkShikari/xvp8

kierank/x262 · GitHub
https://github.com/kierank/x262

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