ページ

2012年9月14日金曜日

Opus Codec に期待する事

さっきの続きです。前回はOpus Codecという標準コーデックが出てきた事によって、主流のVoIPサービスの相互接続性が(技術的に)向上するかもしれないと書きました。

データを見た訳ではないですが、現在主流なVoIPサービスの代表格は、マイクロソフトに買収された「Skype」だと思います。更に最近ではGoogleが「Google Voice」というサービスを展開しています。Googleは他にもGoogle+上で「ハングアウト」というビデオチャットも展開していますね。

MS、Googleとくれば、気になるのが「Apple」です。勿論、アップルも似たようなサービスを展開しています。「FaceTime」というらしいですが、実際に使った事はありません。一応「ビデオチャット」となっていますが、基本的には音声のみでも同じ仕組みで可能だと思います。

他にも、標準的なSIPサービスを展開している所はありますが、規模という面では、やはりこの3大OSメーカーに絞られると思います。

この3つのうち、Skypeは既にOpusに対応を宣言していますし、Google Voiceも追従する可能性は高いかなと思っているのですが、正直Appleはどう出るのか全然判りません。

ちなみに、この「FaceTime」ですが、実はこの3つの中では、技術的には一番標準的な構成みたいなんですよね。あくまでウィキペディアによるとですが:-(
The FaceTime protocol is partly based on numerous open industry standards.:

H.264 and AAC – video and audio codecs respectively
SIP – IETF signaling protocol for VoIP
STUN, TURN and ICE – IETF technologies for traversing firewalls and NAT
RTP and SRTP – IETF standards for delivering real-time and encrypted media streams for VoIP
基本的には、SIPサービスといった感じですね。コーデックがH.264とAACですが:-( この部分をOpusに変更と迄はいかなくとも追加してくれれば無問題なんですけどね。

まあFaceTimeに限った事ではないですが、別にコーデックが違うサービスでも、ゲートウェイで変換すれば問題はないのですけど、変換に掛かるオーバーヘッドがバカにならない部分もあると思うので……。

FUSION IP-Phone SMARTもそうですが、やはりVoIPというのは、通常の音声サービスと比べると信頼性は劣りますからね。特にモバイル環境だと、通信速度だけじゃなくてバッテリー消費にも気を付けなくてはいけませんし。

そういう観点から見ても、iPhoneというかiOSは一歩先んじてるんですよね。本日発表された「iOS6」でFaceTimeの3G回線での使用が一部解禁されるようですし、前回のiOS5では「iMessage」という既存の3G網に左右されないテキストメッセージサービスも実現させていますし。このiMessageのベースとなっている「Apple Push Notification Service(APNS)」というアップル自前のPUSH通知サービスは本当に素晴らしいモノで、これがあるとiPhoneでのPUSH通知をバッテリーの消費を抑えつつ行う事が出来るようです。

実際、FUSION IP-Phone SMARTのようなSIPサービスを使用する場合でも、このAPNSを使用しているSIPクライアント「Acrobits Softphone」を使うとプッシュ通知設定が可能になり、Android版よりもバッテリー消費を抑える事が出来るらしいですし。

一応、Androidにも似たような技術「Google Cloud Messaging for Android (GCM)」というのが、Android 4.1から導入されたので、暫くすればiPhoenと似たような状況になるかもしれませんけど……。

なんか最初書きたかった事とズレてきてますが、恐らく将来的には携帯電話もキャリア依存の電話サービスではなく、iPhoneやAndroid、あるいはマイクロソフトのモバイルOSといったキャリア非依存の電話サービスが主流になってくると思います。

今更、キャリアの決めたコーデックをOpusのような新コーデックに変更しろといっても、無理でしょうがスマートフォンのような柔軟かつ陳腐化が激しい環境だと新コーデックへの乗り換えも比較的簡単でしょうからね。

書き忘れてましたが、このOpusの開発者が所属しているMozillaも「Firefox OS」というモバイル向けのOSを開発中です。こういった新興のOSでも、標準的なコーデックを自由に使用出来る事によって、音声サービスの相互接続性が担保出来るのも、大きなメリットになるのではないかと個人的には思っています。

他にも書く予定でしたが、長くなったので今日はこのあたりでやめておきます。なんか凄い中途半端かつ意味不明な内容になっていますが、ご容赦願います:-(

#外部リンク
アップル - iOS 6 - FaceTime。顔を見ながら通話をするための、最も簡単な方法です。
http://www.apple.com/jp/ios/facetime/

FaceTime - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/FaceTime#Standards

Verizon Wireless confirms FaceTime over cellular on all data plans -- Engadget
http://www.engadget.com/2012/09/12/verizon-wireless-comfirms-facetime-over-cellular-on-all-data-pla/

iMessage - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/IMessage

Apple Push Notification Service - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Apple_Push_Notification_Service

Google Cloud Messaging - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Google_Cloud_Messaging

Microsoft Notification Protocol - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Notification_Protocol

0 件のコメント:

コメントを投稿