ページ

2013年10月31日木曜日

Cisco が H.264 を無償提供?

面白いネタがあったので寝る前にメモ。何やらシスコシステムズ(Cisco)が独自のH.264コーデックを公開したみたいですね。しかも「無償」で? いや驚きましたね。ザッとしか読んでませんが、どうやら「WebRTC」における使用コーデックの分断を防ぐ意味合いが強いみたいです。

最近は全然調べていませんが、以前の話だとWebRTCの「必須」コーデックにGoogleが開発している動画コーデック「WebM(VP8)」とXiph.orgが開発している音声コーデック「Opus」が選ばれていたと記憶しています。以前見た議論だと、PCのような「強力」なハードウェアなら、CPUのゴリ押しでVP8のような新参者でも何とか処理出来ますが、例えば「IP電話機」のような組み込み機器的なモノは、SoCにあらかじめ組み込まれた機能を使うのが普通なので、今更VP8なんて言われても困るから、既に開発が終わっているH.264の方が好ましいみたいな話が出ていたきがします。かなりうろ覚えですけど:-(

素直に考えれば、業界の巨人であるCiscoが一肌脱いで、PC上のソフトウェアでも「無償」で使えるH.264コーデックを手配してあげたって感じでしょうかね。業務用途がほとんどの組み込み機器は初めからH.264が「デファクトスタンダード」として採用されていますし、対応しなければならないのは、PC上でWebRTCを使用するけど、「有償」なH.264を使用する費用が無いフリーなウェブブラウザー等でしょうしね。実際「Firefox」がCiscoのH.264「バイナリモジュール」を使用する事を決めているようですし……。オープンソースファンからすると、「バイナリモジュール」での提供というのが、少し? 残念ではありますが、苦肉の策としては仕方ない部分もあるかなと思います。使えないよりは余程マシですしね:-)

なんて適当な事を書きましたが、間違ってるかもしれませんので鵜呑みにはしないで下さい……。おそらく明日中には何処かのニュースサイトで日本語でちゃんとした解説記事が読めるようになるでしょうしね:-) 出来ればバイナリモジュールだけでなく、将来的にはソースコードもオープンかつ、使用もオープンなコーデックにしていただけると嬉しいのですけどね:-)

#追記
バイナリモジュールだけじゃなくてソースコードも公開するのかな? まぁソースコードならx.264でも公開はされていますけど。それを自由に使用出来るならスゴいですけど。

#追記
ソースコードも「BSD license」で公開するみたいですね。これはスゴい事になりそうだ:-)

#追記
上記で "PC上でWebRTCを使用するけど、「有償」なH.264を使用する費用が無いフリーなウェブブラウザー等" と書いた後にFirefoxがバイナリモジュールを採用するって話を書きましたが、MozillaがH.264のライセンスフィーを支払えない、あるいはコストの面で渋っているという訳ではありません。むしろMozillaやChromeを開発しているGoogle等はコスト面で見れば素直に支払ってしまった方が問題としては簡単に済ませる事が出来る数少ないインターネット系企業でしょう。私が言いたかったのは、もっと小さなOSSなウェブブラウザーやメディアプレイヤーを開発しているコミュニティや企業の事です。

「WebM」ひいては「VPx」を率先して開発しているGoogleは勿論、Mozillaも昔からオープンな音声、動画コーデックの開発を支援している企業ですからね。以前、Ogg Theoraの開発に10万ドルの資金を提供していますし、現在もMozillaのスタッフとしてOgg VorbisやOpusの開発集団「Xiph.org」の主要メンバーの大半が同じ目的の為に働いていますし。言い訳がましいですが、誤解を招くような文章になってしまったので遅まきながら訂正致します。

#外部リンク
OpenH264
http://www.openh264.org/index.html

Open-Sourced H.264 Removes Barriers to WebRTC
http://blogs.cisco.com/collaboration/open-source-h-264-removes-barriers-webrtc

Video Interoperability on the Web Gets a Boost From Cisco’s H.264 Codec | The Mozilla Blog
https://blog.mozilla.org/blog/2013/10/30/video-interoperability-on-the-web-gets-a-boost-from-ciscos-h-264-codec/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: OpusのWebRTC入りは確実?
http://blog.minawa.net/2011/09/opuswebrtc.html

BLOG.MINAWA.NET: OpusとG.711がWebRTCがMTIコーデックに内定
http://blog.minawa.net/2012/08/opusg711webrtcmti.html

BLOG.MINAWA.NET: Mozilla、ウェブ用オープンビデオフォーマットに助成金10万ドル
http://blog.minawa.net/2009/01/mozilla10.html

BLOG.MINAWA.NET: Xiph + Matroska + Google = WebM
http://blog.minawa.net/2010/05/xiph-matroska-google-webm.html

BLOG.MINAWA.NET: 久々に駄文
http://blog.minawa.net/2011/01/blog-post.html

2013年10月23日水曜日

Monty Montgomery 氏が Mozilla へ移籍

"Ogg Vorbis" や "Ogg Theora" で有名な "Xiph.org" の創設者である "Monty" こと "Monty Montgomery" 氏が、長年在籍した "Red Hat" から、Firefoxで有名な "Mozilla" へと移籍したようです。

Mozillaは最近 "Opus" の主要な開発者 "Jean-Marc Valin" 氏や、同じくXiph.orgのメンバーでTheoraやOpusに貢献している "Timothy B. Terriberry" 氏も在籍しているので、Monty氏としても、これまで以上に安心して働ける職場になるのではないかと個人的には思います:-)

OpusやVorbisもそうですが、今後は次世代ビデオコーデック "Daala" の開発に本腰を入れてくるのかもしれませんね。まぁそのうち何かしらの詳細が日本語記事で出てくるかもしれないので、期待して続報を待ちたいと思います:-)

#外部リンク
Monty - A fond farewell to Red Hat, an exciting hello to Mozilla
http://xiphmont.livejournal.com/61125.html

Open codec pioneer leaves Red Hat, joins Mozilla to work on next-generation video codec — Tech News and Analysis
http://gigaom.com/2013/10/15/monty-montgomery-joins-mozilla-for-daala/

2013年10月19日土曜日

Nvidia の GameWorks が Linux と SteamOS をサポート?

昨日行われたNvidiaのカンファレンスでなかなか興味深い発表がなされたみたいです:-) Nvidiaが開発中の「ゲーム開発フレームワーク」? である「GameWorks」はWindowsやMac、Android? と並んでLinuxもサポート対象になっているようです。GameWorksというのが、かなり曖昧なようで、現在の所、NVIDIAが提供する「ゲーム開発者のための開発技術支援」の総称といった意味合いが強いらしいですが、WindowsやMacと並んでLinuxが正式にサポート対象に入っているのは、とても大きな進歩ですね:-)

実際、「Project Logan(Tegra5)」のデバッグツールがUbutuで動作しているデモが映し出されていましたし。まぁGameWorksに含まれている全てのツールがUbuntu上に移植されているのか迄は判りませんが、少なくともTegra5についてのデバッグはUbuntuでも行える事は確かでしょう……。
#Picasa


Now we're gonna debug shaders on the Logan devkit in Linux. The tools work in Linux as in Windows.
また、ValveのSteamOSについても以下のように発言しているので、同様にサポート対象だと思われます。個人的にはUbuntuがベースだと思っているので当然だとは思うのですけど……。
"When SteamOS ships, we'll have tools that support SteamOS."
ちなみに「Project Logan」こと「Tegra5」ですが、NVIDIAの話によると、PS3並のグラフィック能力を、僅か2Wで動作させる事が出来るそうです。これが本当ならスゴい進歩ですね。もしかしたら、将来的には「Steam Machine」の一形態として使われるかもしれませんね……。これが噂の「Little Foot」だったり? 個人的にはスチーム・コントローラーがLittle Footな気がしていますけど……。

$YouTube
Project Logan - FaceWorks "Ira" demo - YouTube
http://youtu.be/Vx0t-WJFXzo


余談ですが、NVIDIAのTegra系コードネームって、アメコミのヒーローの名前から付けられてるんですよね。「Tegra5」の「Logan」は、「X-Men」でお馴染みの「ウルヴァリン」の事ですし、「Tegra3」の「Kal-El」は「スーパーマン」こと「クラーク・ケント」の本名で、「Tegra4」の「Wayne」は「バットマン」の主人公「ブルース・ウェイン」ですしね。そしてNVIDIAが全てを掛けていると言っても過言ではない64-bit ARM「Project Denver」を載せた「Tegra6」のコードネーム「Parker」は、「スパイダーマン」の主人公「ピーター・パーカー」な訳ですしね。

さてさて、彼ら「Tegra」達は並み居る「スーパーヴィラン」達をやっつけて、NVIDIAにとっての「スーパーヒーロー」に成れるのでしょうか? Linux&ゲームファンとしては是非ともスーパーヒーローの活躍を、この目で見てみたい所ですが:-)

#おまけ
ウルヴァリンことローガンさんですが、日本だとこんな噂もあったり? (ネタですのでご勘弁を)
#ニコニコ動画
野獣先輩ウルヴァリン説 - ニコニコ動画:GINZA
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21523920





#外部リンク
SteamOS to have NVIDIA developer tools from day one - SlashGear
http://www.slashgear.com/steamos-to-have-nvidia-developer-tools-from-day-one-17301890/

NVIDIA Project Logan runs Faceworks in real time - SlashGear
http://www.slashgear.com/nvidia-project-logan-runs-faceworks-in-real-time-17301874/

NVIDIA,ゲーム開発者のための開発技術支援ブランド「GameWorks」を発表 - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/032/G003263/20131018056/

NVIDIA、「NVIDIA GAMEWORKS」発の新ゲームテクノロジーを発表 - GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20131018_620047.html

CUDA Core数は192基でOpenGL 4.4対応。次世代Tegra「Logan」の概要が明らかに - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/049/G004964/20130724085/

夢の顔合わせ?

何やらトンデモナイ会談が行われているようです……。この前紹介したMantleの中の人(の一人)であるDICEのJohan Andersson(repi)氏がカナダである重要な会談を行なっているようです。内容は明らかにされていませんが、この会談に参加しているメンバーが……。

お馴染みのカーマック先生とTim Sweeney氏(Unreal Engineで有名なEpic Gamesの創立者)、更に「Nvidia」って……。 薩長同盟というか江戸城無血開城というか(えっ……。全く判りませんが、もしかしたらMantleに大きな一歩が刻まれるかもしれませんね……。いやぁ驚いた……。

#追記
蓋を開けてみると、モントリオールで行われたNVIDIA主催のカンファレンスのスペシャルゲストとして3人が呼ばれていたって事だったみたいですね。その場でディスカッションが行われたみたいですが、空気が読めない(読まない)質問者が「Mantleについて、どう思いますか?」ってトンデモナイ発言したらしいですね。一瞬、空気が凍ったらしいですが……。

3人も苦笑いを浮かべて無難な返答をしたらしいですが、流石にこの質問はTPOとして、マナー違反でしょうね。AMDからの詳細もまだ発表されていない(11月中旬を予定しているみたいですが)段階で、更にライバルであるNVIDIAのカンファレンス、それもCEO、ジェン・スンファン氏も出席しての新技術「G-SYNC」のお披露目の為に、偉大なゲームプログラマー3人をわざわざ招いた訳ですし……。まぁ聞きたい気持ちは判りますけどね:-(

余談ですが、つい先日行われたAMDの新型Radeonの発表会で、AMDのエラい人が以下のような暴挙パフォーマンスを行ったみたいですね……。米国では受けるのかもしれませんが、正直コレは関心しませんねぇ。ゲーマーの中には無駄に壊された高級グラフィックカードを一生懸命稼いだお金で買ってる人も居る訳ですし:-( どうせやるなら、自社のグラフィックカードの素晴らしさをアピールするとか、一枚でも多くインディーズの開発者に貸与するとか言った施策を行なっていただきたいものです。

#Picasa

右はAMDのColette Laforce氏(Senior Vice President and Chief Marketing officer, AMD)で,左がThe Fixerの主演俳優。足元にはバラバラになった某社のグラフィックスカードが……
(写真がボケていて申し訳ないが)登壇するAMDのVIP達が次々に某社のグラフィックスカードを踏みつけていくというコメディ演出も
#外部リンク
NVIDIA,Vsync有効でも無効でもない第3のディスプレイ同期技術「G-SYNC」発表。その正体と狙いを明らかにする - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/236/G023686/20131019004/

NVIDIA、ティアリングやカクつきから完全解放する「G-SYNC」を発表 - GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20131019_620128.html

AMD,R9 290シリーズを除くRadeon R9&R7シリーズのスペックを公開。R9 280X以下は基本的にHD 7000系のリフレッシュ - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/234/G023455/20131006001/

2013年10月16日水曜日

次世代ゲーム機はOS戦争? その3

なんかスゴい天気ですねぇ。久々に台風が関東に上陸したとか何とか。今の所、我が家は大雨って感じで済んでますが……。えっと、この前はAMDが独自の低レベルAPI「Mantle」を発表したって話を書きました。未だに詳細は謎のままですが、何かMSの中の人がWindows8とXbox Oneのグラフィック技術についてブログで書いていたので引用させてもらいます。
The Xbox One graphics API is “Direct3D 11.x” and the Xbox One hardware provides a superset of Direct3D 11.2 functionality. Other graphics APIs such as OpenGL and AMD’s Mantle are not available on Xbox One.
何かそのものズバリな答えが書かれてますね……。XBoneのグラフィックAPIは「Direct3D 11.x」で、XBoneのハードウェア仕様は「Direct3D 11.2のスーパーセット」を使用出来る? 他のグラフィックAPI「OpenGL」や「AMD’s Mantle」は(現在の所)使用できない?

うーん、まぁマイクロソフトの言い分は至極正しいとは思いますけどね。ソニーのPS4は、よくも悪くもゲーム機であり、またその使用対象も「PS4」のみ(今の所)な訳なので、悪く言えば、PS4のみ互換性が取れればいい訳ですし。変わってMSは、世界中で使われている汎用OS「Windows」が主力の会社ですので、いくら売れているとはいえゲーム機に過ぎない「Xbox」に、仕様を合わせるのは本末転倒ではありますし……。

ましてXBoneはWindowsの主要アーキテクチャである「x86」を使用したゲーム機で、いずれはWindows8.xでも、同じゲームタイトルが動作出来るようにしたいという思惑もあるのかもしれませんしね。またWindowsOSでは、AMDのみならずNVIDIAやIntelといったハードウェアメーカーとも取り引きしている訳で、出来れば汎用APIであるDirect3Dの枠内で完結させたいというのもあるでしょうしね。

これは単に取り引きの話だけじゃなくて、例えば「Xbox Two」のような次世代機の選定の際に、AMD寄りの「Mantle」のような独自APIに囚われ過ぎると「互換性」の問題が付いて回りますからね……。恐らくPS4も「PS5」あるいは「PS4.x」を作る際に独自API「GNM」の取り扱いが多少問題になると思いますし。まぁ後継機もAMDのGPUを選択する事になるだろうと思いますけどね……。

自分なりに今の状態をまとめるとこんな感じですかね。まぁあくまで素人の意見ですが……。
Windows 8 (PC) = Direct3D 11.2
Xbox One = Direct3D 11.2+(superset)
PS4 = GNM, GNMX
これに今出てきている「SteamOS」の情報を足すと、こんな感じですかね。
Windows 8 (PC) = Direct3D 11.2
Xbox One = Direct3D 11.2+(superset)
PS4 = GNM, GNMX
SteamOS(PC) = OpenGL+(extensions) with SDL2.0?
あくまで私の妄想ですが、Valveも、どちらかというとソニー(SCE)よりも、MSに近い考え方であるのではないかと思っています。まぁSteamOSは、WindowsOSのような汎用的なOSというよりも、汎用OS(Linux)ベースのValveのSteamクライアント(あるいは幾つかアプリ)のみが起動するゲームに最適化されたOSだと思いますが、Steamクライアントは、既にWindowsやMac上で使用されている訳で、ある意味3社の中では一番汎用的なゲームプラットフォームな訳でして……。

もしSteamがSCEのように、完全に新規で据え置き機のゲームプラットフォームを構築するのならば、PS4のようにWindowsOSからの移植がし易いような「x86」アーキテクチャ上の汎用OS「Linux」や「FreeBSD」を使う迄は同じでしょうが、無理にOpenGLだけに拘る必要もないで、PS4のように高レベルなAPIもDirect3Dからの移植を第一に考えた独自APIとGNMのような低レベルAPIの導入も決めるでしょうし、そもそもIntelのCPUとNVIDIAの複数のGPUから選択するような事はせずに、AMDの「APU」一本に絞り込んだでしょうね。既に動作しているWindows向けのゲームなんて気にしなくて言い訳ですから。SCEでさえ、PS3との互換性をバッサリ切っちゃってる訳ですし:-(

そういう事情もあって、ValveとしてはPS4のように「一世代一機種」の強みを最大限活かす「低レベル(独自)API」路線ではなく、逆に「抽象度」が非常に高い「OpenGL」や「SDL」といったクロスプラットフォーム前提のライブラリーやAPIを前面に押し出したゲームプラットフォームを模索しているのだと思います。その分、性能という面では大きく? 劣る訳ですけど……。

そこに登場したのが、この「Mantle」です。今の所、まだ全貌が見えていないので妄想話になってしまいますが、この低レベルAPIのターゲットは「WindowsOS」で汎用API「Direct3D」と併用する事が前提らしいです。PS4やXBoneと違い、WindowsOSはAMDのGPU、それも最新の「GCN」が100%が前提のハードウェア環境で動いている訳ではないので、Mantleのような独自APIは、ほとんど役に立たない(今の所)ので、WindowsOS向けにゲームを作っているデベロッパーからしたら、あんまり魅力的な訳でもないのですが、前述のように、主要な次世代機のうち2つが、AMDのGCNアーキテクチャを搭載しています。

MantleとPS4の低レベルAPI「GNM」、あるいはXBoneの「Direct3D 11.2+(superset)」のスーパーセット部分が、どの程度の互換性があるプログラミングが出来るのか謎ですが、少なくともGNMの方は、何らかの互換性がありそうな気がします……。そうなるとPS4向けのAAAタイトルを開発しているデベロッパーは、PS4向けに作った部分をMantleを使ってWindowsOSに持っていく事が可能になる(かも)しれませんね。まぁどちらかというと、「Unreal Engine」や「Unity」といったゲームエンジン屋の仕事だとは思いますが……。

で、ここからが本番。この前の投稿でAMDのOpenGLドライバーが、Mantleベースの拡張を備えている事と、WindowsとLinuxのドライバーの約90%が共有化されている(かも)という話を書きました。そうなるとLinuxがベースであるSteamOS向けのドライバーも、ほぼ同じ条件になる訳で、OpenGL拡張という形でMantleの一部を使用出来る可能性が高い上に、もしOpenGLドライバーに追加される形でMantleドライバーも導入可能だとしたら、Windows上でのMantleドライバーと、ほぼ同じ条件でSteamOSでもMantle APIが使える(かも)しれません:-) 仮にMantle APIがSteamOSでも使えるようになるとしたら、以下のような状況になると思います。
Windows 8 (PC) = Direct3D 11.2, Mantle
Xbox One = Direct3D 11.2+(superset)
PS4 = GNM, GNMX
SteamOS(PC) = OpenGL+(extensions) with SDL2.0?, Mantle
そうなると、もともとPS4やXBone向けに大金を投じて制作されたAAAタイトルのSteamOSへの移植が比較的簡単に行われる「可能性」が出てくる訳です。少なくともグラフィックAPIに関してはDirect3D版をOpenGL版に変換(Valveの「TOGL」のような)するよりも、Windows向けMantleからSteamOS向けMantleの移植の方が手間暇、性能的にも良い結果が得られる可能性がありますしね。

まぁValveと現在のパートナーであるNVIDIAとしては、SDLのような抽象化の高いライブラリーを使った方が、後々の「ARM」環境への移行(少なくともNVIDIAは高性能ARMとGPUの統合を視野に入れていますし)も考えると嬉しいのでしょうが、正直言って、現状のSteamOSのハードウェア戦略は、据え置きゲーム機として考えれば「ナンセンス」なレベルでコスト高ですし……。この辺りについては、また後日駄文を書くかもしれませんが。

最後にもう一つ情報を。前述のXBoneのMantle非採用の話ですが、Mantleの中の人がこんなツイートをしていました。

さて、このツイートをどう読み取ればいいのか……:-) 何か反論があるみたいですが、現時点では「何も言えない」って感じですね。単に文句なのか、それとも11月中旬に行われるMantleの詳しい説明の時にでも、XBoneの隠し玉として低レベルAPIに関して、何らかのお披露目があるとか? うーん、でももしそうなら、この段階で無視するって事に何の意味も無さそうですしねぇ。まぁ大人しく来月の中旬まで待つしかないですかね:-(

#外部リンク
Raising the Bar with Direct3D
http://blogs.windows.com/windows/b/appbuilder/archive/2013/10/14/raising-the-bar-with-direct3d.aspx

AMDがグラフィックスAPI「Mantle」を発表。次世代機を制したAMDによる「ゲーム開発者囲い込み&NVIDIA排除システム」の正体に迫る - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/234/G023477/20130927061/

4Gamer.net ― ValveはなぜSource EngineをLinux+OpenGL環境へ移植したのか。GTC 2013のValveセッションレポート
http://www.4gamer.net/games/107/G010729/20130322107/

#内部リンク
BLOG.MINAWA.NET: 次世代ゲーム機はOS戦争?
http://blog.minawa.net/2013/07/os.html

BLOG.MINAWA.NET: 次世代ゲーム機はOS戦争? その2
http://blog.minawa.net/2013/07/os-2.html

2013年10月10日木曜日

AMD Mantle と OpenGL

今日も駄文を書こうかと……。ValveのSteamOS(Steam Machines)は、現在の情報では「NVIDIA」がパートナーとなって、OpenGLドライバーの改良を行なっているらしいですね。じゃあ、もう一つの雄である「AMD」はどうなのでしょう?

今の所、NVIDIAのように公式ウェブサイトでSteamOSについて言及しているアナウンスは無い(多分)ですが、代わりに「Mantle」という低レベルAPIを発表しました。これはWindowsOSで汎用グラフィックAPIとして使われている「Direct3D」と、ある意味で競合するAPIで、一応「クロスプラットフォーム」なAPIであるとアナウンスされています。と言っても、基本的にはAMDのGPU、それも最新の「GCN」アーキテクチャのみに対応しているという、極めて効果範囲が狭いAPIなので汎用性が売りであるDirect3DやOpenGLとは毛並みが違う訳ですけど。

似たようなAPIとして、90年台後半に3DfxのGPU「Voodoo」向けに開発した「Glide」というものが有り、実際性能も当時のDirect3Dと比べると良かったので一時期はかなり勢力があったAPIだったみたいですね。当時はあまり覚えていませんが、確かにGlideというのは聞いた事あります。その後は紆余曲折があって、結局はGlideどころか3DfxがNVIDIAに吸収される形で消滅してしまったみたいですが……。

今回のMantleも技術的にはGlideと似たようなモノですが、AMDに言わせると政治的? 背景が全く違うので勝機アリと判断したのかもしれませんね。確かに3Dfxと違い、現在のAMDは主要据え置きゲーム機(PS4、XBone、Wii U)全てのGPUを供給していますし、PCに置いても永遠のライバル、NVIDIAと二分する主要GPUメーカーですしね。

特に据え置きゲーム機(と言っても、WiiUはGPUがGCN世代ではないですが)のPS4とXBoneをAPUで制したのは大きいですね。PC(Windows)のみなら、ゲームデベロッパーは手間の掛かるAMD専用API、しかも最新のGCNにしか対応していない低レベルAPIなんて、手間が掛かる割にはリターンが少ないので対応する事に二の足を踏むでしょうが、今回は主要ゲーム機2つに採用されているので、作業効率としては格段に上がる可能性がありますし。まぁMantleがベースにしている技術がPS4由来なのかXBone由来なのか判りませんけど。PS4はGNMという低レベルAPIが確認されていますが、XBoneはDirect3D以外に低レベルAPIが用意されているのか一般には漏れてきてませんしね。一説にはMantleはXBoneの低レベルAPIがベースだという噂もありますけど……。

もし、このMantleが次世代据え置きゲーム機の低レベルAPIと何らかの互換性があるAPIだったら、Windowsはもとより、LinuxというかSteamOSにAAAタイトルの移植が今まで以上に簡単になる「可能性」はあります。まぁAMDのGCNに対応している「Steam Machine」限定ですけど……。

特にAMDの次世代APU「Kaveri」は、汎用PC向けでありながら(性能は別として)PS4と技術共有している(hUMAやGDDR5?対応)ので、個人的には最も「Steam Machines」に相応しいアーキテクチャかなと思っているんですよね。NVIDIAとしては、据え置きゲーム機をAMDに全てとられてしまい、一応の保険としてSteamOSに協力的なのもあるでしょうし。今はPCゲーム技術のリファレンス的な立場にあるNVIDIAですが、今回のAMDの躍進で一気に立場を逆転されかねないですからね。隙を見せると、このMantleみたいに攻められますし。

そんな感じで、AMDとしてはMantleで歩みが止まりがちな「DirectX」の揺さぶりを掛けている訳ですが、SteamOS(Linux)に対してはどうなんでしょうか? 今の所、明確な答えは出していませんが、技術的には可能でしょう。少なくともMacよりは遥かに導入しやすいでしょうし。問題は「需要」があるかって事なんですけど……。

毎度の事ながら、カーマック先生がMantleのパフォーマンスについてツイートしてくれているので引用します。

確かにDirect3Dに比べるとパフォーマンスは上がるけど、NVIDIAのOpenGL拡張を上手く使えば、似たようなパフォーマンスが得られるみたいですね。OpenGLは各ベンダーが独自に拡張する事が許されているらしいですね。まぁあまり多用すると、汎用性が失われるので本末転倒な気がしますけど。

面白いのは、AMDもMantleベースの技術をOpenGL拡張でOpenGL上に持ち込もうとしているらしい事なんですよね。しかも、この移植作業の為にOpenGLの専門家を招いているようですし。まぁこの為というか、もしかしたらPS4絡みなのかもしれませんが……。





勉強不足で知りませんでしたが、Graham Sellers氏は「OpenGL SuperBible」というOpenGLの赤本の著者という専門家で、今はAMDでRADEONのOpenGLの最適化を担当しているらしいです。氏のツイートで気になるモノをもう一つ引用。



どうやらAMDのOpenGL?ドライバーはWindowsとLinux版で90%くらいは共通化されてるみたいですね。Mantleドライバーがどうなるのか判りませんが、おそらくAMD推奨のゲーム開発環境はMantleからフィードバックされたOpenGL拡張がGCN世代は主流になると思う(Direct3Dの独自拡張が認められていなければ)ので、そのドライバーがWindowsとLinuxで共通化されているというのはLinux(SteamOS)には朗報ですね:-)

Mantleが軌道に乗れば、いずれはLinux版ドライバーも出てきそうですが、その前段階としてMantleベースのOpenGL拡張が追加されたLinux版ドライバーが確実にLinux(SteamOS)にも導入されると思います。

#Amazon
OpenGL SuperBible: Comprehensive Tutorial and Reference (6th Edition)
Graham Sellers, Richard S Wright, Nicholas Haemel
Addison-Wesley Professional ( 2013-07-31 )
ISBN: 9780321902948

#外部リンク
AMD Aims To Give OpenGL A Big Boost, “API Won’t Be The Bottleneck” | DSOGaming | The Dark Side Of Gaming
http://www.dsogaming.com/news/amd-aims-to-give-opengl-a-big-boost-api-wont-be-the-bottleneck/

Graham Sellers | LinkedIn
http://www.linkedin.com/in/grahamsellers

3dfx - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/3dfx#Glide

2013年10月7日月曜日

2K Games が SteamOS に参入?

10月だと云うのに、この暑さ。まるで夏みたいな気温ですね。さて、今日もSteamOSについての話題を書こうかと。まぁ既にタイトルに書いてあるんですけど。まだ正式な発表という訳ではないのですが有名なゲーム会社である「2K Games」が、LinuxというかSteamOSにいくつかの既存タイトルを対応させるのではないかという噂が、まことしやかに囁かれ始めています。いくつか例を挙げると、以下のようなタイトルらしいです。
NBA 2K14
NBA 2K13
Sid Meier's Civilization V
XCOM: Enemy Within
Borderlands 2
まさかのCivilization V:-) Borderlands 2も人気タイトルですしね。まぁあくまで噂ですが、何故か米国のAmazon.comのゲーム・カテゴリーで「Linux」という項目があり、そこにこれらのゲームがカテゴライズされている状態だそうです。何かの間違いかもしれませんが、Civilization VやBorderlands 2は、Windows専用ではなく、Macにも対応しているゲームなので、他のWindows専用タイトルよりは、信憑性が高いと思います。

また関係あるかは判りませんが、つい最近、同じく2K Gamesの「BioShock 2」が「Games for Windows Live」を除外し、代わりにコントローラー対応やSteam実績やBig PictureモードなどSteamworksの各機能を利用できるようしたバージョンをSteamでリリースしたらしいですし、この流れは見逃せないかと個人的には思います。

こうなると、名作ゲームである「BioShock」シリーズもSteamOSに対応して欲しいところですね。最新作である「BioShock Infinite」も、Mac対応ですし、可能性は高いかなと思いたいところです:-) ここまで書いておいてなんですが、あくまで「噂」です。実際にどうなるのかは全然判らないので、誤解なきようお願いします。

ちなみに、今Steamで2K Gamesのセールやってるんですよね。今日はちょうど「Sid Meier's Civilization V」が75%オフです。ただ、Mac版だと日本語字幕カットされてるんですよねぇ……。もしあるとしたら、Mac版からの移植かなと思うので、そうなるとSteamOS版も日本語字幕無いのかな……。

#外部リンク
Amazon.com: Linux Games: Video Games
http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_noss?url=node%3D290573&field-keywords=&rh=n%3A290573

Steam で 75% オフ:Sid Meier's Civilization® V
http://store.steampowered.com/app/8930/

2K Games - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/2K_Games

GfWLを除外しSteamworksを導入した『BioShock 2』のリリースが開始、全DLCを収録へ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
http://www.gamespark.jp/article/2013/10/04/43869.html

Steam Machines のスペック公開

先週、怒涛のように発表されたValveの3つのアナウンスですが、結局3つ目の話題は「Steam Controller」でしたね。Valveが何らかのコントローラーを開発していたのは既に漏れ伝わっていたので、特に驚きはしなかったのですが、まさかあのようなキテレツなコントローラーだとは思いませんでしたね:-)

冷静に考えれば、Steamで既にデフォルトのコントローラーとなっている「XBOX360コントローラー」が比較点安価で入手出来ますし、今更Valveが似たような安価な代替品を用意するまでもなく、ロジクール(ロジテック)がXbox360コントローラー互換の製品を発売していますからね。どうしてもというなら、このコントローラー「F710 Wireless Gamepad」「F310 Gamepad」を推奨品に認定すれば済む話ですし。コントローラーについては、また後日妄想を書こうかなと思っているので、今回は省略しときます。

今日の話題は、Steam Machines のスペックについてです。あくまで「プロトタイプ」ですが、ValveのSteam Machinesのスペックが公開されたようです。一応以下のような感じみたいですね。
CPU:Core i7-4770、或いはCore i5-4570、Core i3の何れかを搭載
GPU:Nvidia Titan、或いはGTX780、GTX760、GTX660の何れかを搭載
メモリ:16GB DDR3-1600(CPU)、3GB DDR5 (GPU)
ストレージ:1TB / 8GBのハイブリッドSSHD
電源:450W/80Plus Goldの電源を内部に搭載
サイズ:およそ12インチx12.4インチx2.9インチ(約30.5cm x 31.5cm x 7.4cm)
うーん、事前の予想と合ってるような合ってないような:-( この前のリーク? であった「AMD」製CPUというのはガセだったみたいですね。まぁ流石にアレはどうかなって思ってましたけど。ただ、インテル製のCPUになるにしても上位クラスのi7、i5、i3ってのは少々驚きましたね。もしあるとしたら、比較的安価な「Pentium Dual-Core」辺りがギリギリかなって思っていたので……。

それより驚いたのがGPUですね。まさか「Titan」まで載せてくるとは……。ご存じない方も多いと思いますが、ある意味NVIDIAの最上位機種で小売価格が「999ドル」という驚きのお値段です。他のGPUもGTX780、GTX760、GTX660とハイからミドルと言った感じで「リビングルーム」向けにしては、比較的重量級なGPUですね……。

まぁ例の「ホームストリーミング」機能がNVIDIAの技術「NVENC」を使用したモノならば、対応GPUもそれなり(650以上?)のクラスが必要らしいので、GTX660辺りというのは現実的なのかなとは思いますが……。それでも、小売価格で2万円はしますし、そう安価なGPUじゃないと思いますけど……。メモリ16GBと1TB / 8GBのハイブリッドSSHDも小売価格なら結構しますしね。電源が450Wというのも、80PlusのGoldとはいえ、TitanやGTX780クラスでは厳しい気がしますし。

比較対象として合っているのか判りませんが、一説によるとPS4のAPUのコストは「60-100ドル」らしいです。まぁ本当に噂レベルではありますが……。ちなみに「PS3はCellが89ドルでRSXが129ドル、360がXCPUが105ドルでXGPUが140ドル」なんて話もありますが、こちらも真偽は不明です。とはいえ、同じ「x86」アーキテクチャでも、AMD一社でCPUとGPUをワンチップ化で用意出来る「APU」と、ただの汎用品の寄せ集め? であるSteam Machinesでは製造コストに雲泥の差があるのは間違い無いと思います。

何となくNVIDIAは積極的な印象を受けますが、インテルに関してはあんまり積極的でも無さそう? これがARMと競合しているモバイル向けのCPUなら、もう少し愛想も良いのでしょうが、普通に売れているデスクトップ向けだと、ちょっと厳しそうですしね……。あくまで私見ではありますが。

何か本当に汎用品で作ったValve印の「ゲーミングPC」って感じですが、一応ケースは独自仕様らしい? 後でケースのデザインをCADファイルで公開するって書いてありますね。というか、ここまでValveのアナウンスを読まないで適当に書いてきたのですが、流し読みしてみた感じ、今回は「ハイエンドユーザー」向けに「汎用品」を使って「リビングルーム」に置いても違和感の無いような「小型のデザイン」を模索する為のプロトタイプらしいです。

なので、敢えて一般人が入手し易い汎用品のPCパーツを使っているみたいですね。後で自分でパーツ(マザーボードさえ)を変更出来る事を想定しているらしいです。今回の目的は、そういった汎用品で作った「ゴツい」PCを、如何にリビングルームに置いても問題の無いレベルでコンパクトに出来るかというのを念頭に置いた筐体作りが課題みたい? だから敢えて450Wの電源にしたんですかね? まぁそれでもTitanは厳しい気がしますが:-(

私の予想では、今回のような「上限」を決める事より、最低限の「下限」を決めるのが「Steam Machines」の役割だと思っていたので、今回のプロトタイプは少し残念な感じですね……。まぁ今回のプロトタイプは、あくまでSteam Machinesの一部に過ぎないらしいので、私が予想したような目的のSteam Machinesも、いずれは公開されるのかもしれませんが……。とにかく詳細を待ちたいと思います。

#外部リンク
Steam コミュニティ :: グループ :: Steam Universe
http://steamcommunity.com/groups/steamuniverse#announcements/detail/2145128928746175450

[Phoronix] Steam Machines Prototypes: Intel CPU, NVIDIA GPU
http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTQ3NzQ

Valveがベータ配布を予定している「Steam Machine」プロトタイプのスペックを発表 « doope! 国内外のゲーム情報総合サイト
http://doope.jp/2013/1029982.html

Steam Controller
http://store.steampowered.com/livingroom/SteamController/

Valveが斬新なデザインのコントローラ「Steam Controller」を発表。2つのトラックパッドとタッチスクリーンで,あらゆるジャンルのゲーム操作を実現 - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/038/G003821/20130928002/

F310 Gamepad
http://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/product/f310-gamepad

The AMD's Cafe:PS4とXbox One向けSoCは$60~100,Xbox Oneだけで30億ドル以上に値? - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/amd646464/archives/52357736.html

■■速報@保管庫(Alt)■■ : [PS4/Xone]次世代機のAPU一個あたりのコストは60-100ドルで、PS3/360立ち上げ時よりは大幅に安く上がる?
http://blog.hokanko-alt.com/archives/28723681.html